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令和3年3月16日経済建設常任委員会−03月16日-01号
令和3年3月16日予算・決算特別委員会経済建設分科会-03月16日-01号

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  1. 島田市議会 2021-03-16
    令和3年3月16日予算・決算特別委員会経済建設分科会-03月16日-01号


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    令和3年3月16日予算・決算特別委員会経済建設分科会-03月16日-01号令和3年3月16日予算・決算特別委員会経済建設分科会  予算・決算特別委員会経済建設分科会                              令和3年3月16日(火)                              第3委員会室 1.付託議案の審査  ○議案第13号 令和3年度島田市一般会計予算中、所管に属するもの  ○議案第38号 令和3年度島田市一般会計補正予算中、所管に属するもの 2.その他 出席委員(6人)  委 員 長  齊 藤 和 人       副委員長  平 松 吉 祝  委  員  大 関 衣 世       委  員  藤 本 善 男  委  員  福 田 正 男       委  員  山 本 孝 夫 欠席委員(なし)
    説明のために出席した者  危機管理部長                    三 浦 洋 市  危機管理課長                    天 野 裕 継  産業観光部長                    谷 河 範 夫  農業振興課長                    堀 井 直 樹  農林整備課長                    平 松 雄 之  商工課長                      中 村 広 史  商工課参事                     菊 池 智 博  内陸フロンティア推進課長              田 中 義 臣  観光課長                      佐 藤   修  文化資源活用課長                  松 本 知保美  都市基盤部長                    田 崎 武 明  都市政策課長                    大 畑 和 弘  すぐやる課長                    須 藤 嘉 久  建設課長                      菅 沼 克 章  建築住宅課長                    秋 山 尚 弘  水道課長                      木 村 浩 之  下水道課長                     清 水   保 職務のために出席した事務局職員  事務局長                      北 川 博 美  事務局担当書記                   伊 藤 清 実                                開会 午前9時27分 ○委員長(齊藤和人) ただいまから、予算・決算特別委員会経済建設分科会を開会します。  本日の審査に関わり、委員会条例第66号に基づき、資料をお手元に配付させていただきましたので、御了承ください。  早速議事に入りたいと思います。  なお、全体会から当分科会に委嘱されました議案の審査をお手元の付託議案審査項目に従って進めてまいります。  一般会計については、所管に関係なく議案質疑ができ、先週12日には議案質疑が行われたところであります。こうしたことを踏まえた上での質疑としていただきますよう、よろしくお願いいたします。  それでは、議案第13号 令和3年度島田市一般会計予算中、当分科会の所管に属するものについて審査します。予算書、当初予算概要書を御用意ください。  審査は、付託議案審査項目のくくりによって付託項目を分割して行います。  初めに、第2表債務負担行為中、当分科会の所管に属するものについて審査します。予算書は7ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 補足事項は特にありません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 地域木材利用促進事業費補助金、令和4年度からなっている、1,000万円、この内容をちょっと教えていただけますか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) この事業は、新築住宅を市内で建てられる方に対して、大井川流域産材を木造建築で45%以上使っていただくと、上限が50万円で島田市の金券で助成をするという事業になっております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これ、今までもたしかやっていたよね。新築住宅。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) はい。今までも平成19年から継続して事業を行っております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これ、4年度からなっているけれど、令和3年度はどうするのですか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 令和3年度も予算は計上してございますが、これ、名前を変えてあります。御説明申し上げますと、平成19年から令和2年度まで約14年間継続してやっておりまして、令和3年度も同じ名前で予算の計上をさせていただいておりますが、一般財源でこの事業をやっておりますが、現在、森林環境譲与税の財源として仕立て直しをすることを予定しております。令和4年度に、支払いが生じる分からこの事業に名前を変えて、森林環境譲与税、既存事業への付け替えができないということで、事業名を変えまして。ただ、制度といたしましては、先ほど言いましたベースの部分は変えないようにして、令和4年度の支払い分から環境譲与税を財源として事業をやる予定をしております。  ですので、ちょっと複雑になって申し訳ないのですが、令和3年度後半にこの事業を受け付けますと、新築住宅の建築期間が半年以上かかりますので、実際に助成を行うのが令和4年度になります。完全な予算としては令和4年度に支払う分からになりますが、受け付けは令和3年度後半から受け付けを開始する予定でおります。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) そうすると、令和4年度の予算では間に合わないと思う。今、債務負担行為で、ここで取っておかないと、令和4年度からの補助金の行使ができないということなわけですか。今ここで令和4年度の債務負担行為をとるということは、令和4年度の予算で上げても間に合わないのではないかと思われる。別に令和4年度の予算を、なぜ今ここで債務負担行為でとらなければいけないのか。  ましてや、剰余金で使うには、既存の事業費には使えないということなのでしょう。でも、これはおかしいですね。これは課長に言ってもしょうがないのだけれど。国の剰余金なもので。でも、これは置いておいて、何でここで令和4年度の事業費を債務負担行為で計上するのか。普通なら4年度の予算で上げればいいのではないですか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) はい。福田委員言っていただいたとおりなのですが、このコロナ禍で市の財政、非常に厳しい状況にありまして、我々もここまで前へ切迫してやる予定は当初なかったのですが、かなり厳しい予算財政の中で、できるだけ早くこの事業を安定的に継続して続けるには、環境譲与税を財源とすることで、安定して財源が入ってきますので、事業が続けられるというのと、特には、コロナ禍で予算が、非常に財政が厳しかったので、少しでも早く財源をこちらに振り替えるというところで計上させていただいたというのが全てでございます。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) もう先に予算を確保したいと。このコロナ禍の財政難で。環境譲与税は、後でまた出てくるからあれだけど、新築について今までずっと十何年やってきてたその効果はどうですか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 平均いたしますと、年間に45件、事業費で、交付しました金額で言いますと、平均年間2,300万円ほど交付をしております。  これ、平成19年から始めて、多少制度の内容が変わった部分もありますが、ここ5年ほどはほぼコンスタントに40件強ぐらい、多いときで44件、少ないときで32件ぐらいで、割とコンスタントに御利用いただいていると思っております。  あとは、これが割とコンスタントに利用いただけているので、昨年、林業と木材の事業の関係者の方から、この事業をぜひ継続してほしいという要望書も頂いておる現状でございます。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) そうすると、続けることが一番大事なことであって、木材の関係業者、あるいは建設関係、あるいは山の所有者、所有者まで経済の波及効果が上がってくれれば、それに越したことはないし、今、山が、後で言うけれど、山の所有者がほとんど収入がないもので、何もやろうとしないのだけれど。だから、その辺はいいことですので、これからも続けていっていただければと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。  それでは、次に進みます。次に、歳出予算の審査を行います。歳出2款総務費1項4目地域推進事業のうち、移住者住宅取得支援事業から7項2目交通安全施設費を審査します。予算に関する説明書は84、85ページ、88、89ページ及び94、95ページまで。当初予算概要書は54ページから57ページと66、67ページ及び78、79ページです。  当局からの補足説明があればお願いします。  秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 概要書の54ページ、55ページですが、そこに移住者住宅取得支援事業という事業があります。それで、今回、重要案件をいろいろと研究する中で、私のほうで中古住宅の事業を担当いたしましたが、同じ住宅ということで、この移住者住宅取得支援、これについても資料を同じ書式の中に折り込んでおきました。その資料を頂く中で、ちょっと確認をしたい事項が出ましたのでお願いいたします。委員の皆様の手元に行っている資料の中では、IJU支援事業奨励金というような名目になっています。  それで、この移住者住宅取得支援事業というのは、まず、今回この名称を使うのは今回初めてということでいいですかね。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 当初予算のレベルでいけば、今回初めてということになりますが、実はこの事業、御承知のとおり、第2次のコロナの臨時交付金、こちらのほうで昨年8月に御審議をいただいて実施をしてきている事業でございます。そうした意味では、継続の部分もあるのかなとは考えております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) それで、今回これが552万円なのですけれども、過去の移住・定住の事業はどのぐらい使っているのかなというのをちょっと調べましたら、自分が作った資料の中で、令和元年、令和2年とあるのですが、過去は移住・定住の促進事業という中に、こういったような支援メニューも入っていたかなと思うのですが。令和2年が、当初ですと1,100万円。この中にそういった住宅取得の支援のメニューもあったと思うのですが、補正も入ったということで、ここには記載していませんが、かなり令和2年が膨らんでいると思います。  その上で、お伺いしたいのは、この移住者住宅の取得支援事業を事業として独立させて、建築住宅課がここでの審査に応じているという、そこの仕事のやり方が少し変わっている部分もあるのかなと思うのですけれども、そこら辺、市役所庁舎内で業務分担みたいなものは、これまでとそんなに変化はないのですか。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 実際には、移住・定住の施策につきましては、地域生活部の市民協働課のほうで執り行っていると。ただ、PRですとか、そうした移住・定住の方向性等は地域生活部のほうにお任せをして、我々はその中で住宅取得、要は、実際にこちらに来ていただいて住まいを提供する際の補助金ということで、その細部の部分については各所管で関係するところが持ったほうがいいのではないかということで、コロナの臨時交付金の予算措置の際に協議をいたしまして、こういう状況になっているといったところでございます。その中で、地域生活部と都市基盤部が連携を取りながら、情報共有をしながら事業は進めていくといった共通認識を持っております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) それで、作成した資料にはコロナの関連予算が書いていなかったものですから、資料の中に読み取れない状態で申し訳ないのですが。今回552万円の予算がありますが、そのコロナのときの予算がどのくらいかということと、今回この予算額になったということで、これまでの実績等を踏まえて、予算額としてどのような確保状況なのか、需要に応えられる状況かということを確認したいと思います。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) コロナのときは、この金額の倍ぐらいの金額は頂いて事業を進めてきております。ただ、半年という期間の中でのコロナの交付金でございました。そうした中で、実際に我々の今回コロナの実績といたしましては、7件の交付実績といった形で、半年で新築住宅ということで、かなり我々もどうだろうと、執行に対して非常に不安を持っておったのですが、実際には、コロナ禍で、首都圏ですとか中京圏、こうしたところからやはり地方へという、そういう移住のニーズがあったといったところで7件ということで、かなり件数はあったわけです。  一方、令和3年度の当初予算500万円ということで、半減しております。実際には、今の7件に対して、年間通して500万円ということは、ちょっと我々も心もとない部分はございます。実際、財源等が一般財源ということで、かなり厳しい部分はございますが、今後、4月からの執行状況を見ながら、移住・定住にはこれからも力を入れていかなければいけないという、そういった点もございますので、その点は財政当局との協議の中で、補正すべきかどうかということも判断をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 予算の総額は、この一般会計予算全体の中のバランスで決めるということと、シーリングがかかっているということもお聞きしていますので、不十分な部分は全体の中で判断すべきかなと思います。そういった中で事業は進めていただきたいわけです。  もう一点、この制度の設計を見ますと、これまで通勤とか通学の部分が令和2年くらいから廃止されています。交付上限額については210万円ということですけれども、制度設計上のいろいろと変更してきている中で、この内容でいけるかということが1点と、あとは、いきなり移住で家まで建てるというような判断をされる方がそうそういないのではないのかなという先入観はございましたが、実際には申込者がいるということですけれども。そういった移住のお試しとか、そういったことをしない中でも、こういった事業が今後も成り立っていけるものなのかというところを、受け付けしている状況の中からどのように判断されているかと、その2点を最後に確認したいと思います。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 2点の御質問のうち、1点目の部分でございます。この制度設計につきまして御説明申し上げますと、以前、令和元年度まで「島田市に住もう応援奨励金」、こちらのほうは通勤ですとか通学の費用も実際には出しておりました。ただ、コロナ禍に入りまして、テレワーク、そうしたものが進んできているという、そういう状況下を考えますと、通勤費の助成というものが果たして適切かどうかという、そういう判断をしたところはございます。  一方、実際にコロナ禍に入って、非常に移住・定住のニーズが高まってきているというところで、我々、住宅取得の上限額を一気に100万円ほど増やしたわけです。これは新築住宅するには、今までの上限30万円というのは非常に魅力に欠ける部分がございましたので、そうしたところで制度設計をしてきたといったところでございます。  それから、あと、お試しのお話ございました。実際に窓口等へ、交付された方、それから電話等、御連絡いただく方、実際には今インターネット環境で、各市町のこういう助成事業ですとか、あとは住宅環境、そうしたものをつぶさに調べることが可能であるといった点がございます。そうした点で、お試しというよりは、どちらかというと、そうした情報の中から取捨選択をしている方が非常に多いのかなというところは思います。
     それから、もう一点、市民協働課のほうで行っています移住の相談会ですとか、あとは、実際にこちらへ御訪問、お試しの移住ではなくて、訪問されて島田市の魅力を感じていただく、そうしたツアーも行っております。そうしたものの中から島田市の魅力、そうしたものを感じ取っていただいて、移住につながっているといった点では、お試しというのはあまり我々のほうではニーズが少ないのかなというふうには判断しております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 関連して、今回552万ですよね。それで、交付上限額が210万円だよね。これ、3件分もないということですか。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 福田委員おっしゃるとおりでございまして、約3件分といったところでございます。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) この資料の下に予算額の推移ということで、中古住宅購入奨励金新築住宅事業奨励金、移住・定住促進事業で、両方見ていると、令和元年は12世帯、2,482万円使っているのです。それで、移住・定住は、令和元年1,375万円、令和2年は1,166万円使っているんです。これでも足りないわけでしょう、当然。市長は移住・定住を大題目に挙げているでしょう。それで、30代が増えたとか、子育て世代が転入増加とか言っている。それで、これが半分に減額された予算、普通こんな予算は組まないですよね。そう思わないですか。担当課長として。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 移住・定住の関係につきましては、当本会議の河村議員からの御質問の中でも、地域生活部長のほうから、その実数ですとか、そうした数値を挙げて御答弁を申し上げたところでございます。  そうした中で考えますと、今、福田委員おっしゃったとおり、大体8件から10件ベースぐらいで移住・定住の関係の補助金は出ているわけです。中古住宅も、同じように大体10件ベースぐらいで推移をしてきています。  そうした中で、この当初予算ベースで見たときに、ちょっと心もとないかなという点につきましては、我々の努力不足というか、説得不足というか、そうしたところは痛感しておりまして、この辺につきましては、実を言いますと、中古住宅も、この移住の奨励金につきましても、実際に交付者の方へのアンケート調査は必ず行っています。そうした中で、何が良かったのかという点ですとか、何が足らないのかという、そういう、要は、いいところと悪いところ、こうしたものはアンケート調査を取って、またそれを補正なり当初予算の資料材料にしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 秋山課長のじくじたる思いは十分よく分かりますけど、担当課長として、これ、倍の予算が普通ならつくはずです。だって、実績が8世帯あるわけでしょう。それが3世帯未満の予算で、それで納得したのですか。普通、5件分で1,000万円だから、10件で2,100万円ですよ。それぐらい予算取ってもらいたいのです。これを補正でやるにしても、何にしても、だって、PRしようにも、予算がないもので、拡大PRできないじゃない。だって、東京の出先に、もう東京一極集中から、このコロナ禍の期間に田舎へ住もうという、それぞれみんなアンテナショップを出しているわけではないですか、地方自治体が。それで、予算がこれしかなくて、どうやって宣伝するのですか。不思議でしょうがないな、これ。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(秋山尚弘) 委員の御指摘の部分については、我々も、その中で同じ思いというものはございます。そうした中で、限られた予算の中で進めていかなければいけないという、全体の予算のバランスもあるでしょう。  ただ、我々、このニーズが非常に多いということであれば、それは訴えかけていかなければいけないと思っております。実際、当初予算ではない、コロナの7件の交付金のときも、実際には17件程度のお問い合わせを頂いております。全てが補助要件に該当した方ではございませんが、そうした声をできる限りまた伝えて、予算の獲得に努めてまいりたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) では、ほかにございますか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 今お話をした下のところに、国際交流団体の補助金がありまして、200万円ばかり減額されているのですが、これは恐らく国際交流協会への補助金だと思うのです。このコロナ禍で、今年、1,000万円の金額が800万円に下げた予算というのは、コロナ禍の影響で制限があったのですか。その辺の実情を教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) 山本議員からの御質問で、前年度より国際交流協会への補助金が減額している理由なのですけれども、前年度は、茶まつりにスイスのブリエンツ町の訪問団の受け入れの予定があったということと、また、令和3年度は、コロナ禍で訪問や受け入れがそれこそできるかというところが不明な、令和4年3月に予定していますリッチモンドへの学生派遣ですとか、10月に予定している韓国の東豆川市からの訪問団の受け入れの部分が減額となっております。これについては、また新型コロナウイルスが収束しまして、交流が再開すれば、補正予算の要求をしていきたいと考えております。  また、湖州市のほうの受け入れについてなのですけれども、国際交流協会が請け負っていたもの、その部分が、都市提携交流事業の委託料としているため、国際交流協会への補助金のほうは減額になっております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 確認なのですが、今、コロナ禍でこういった交流事業等の数が非常に制限されている中で、予算だけは800万円つけて執行するわけなのですが、そうすると、あまり事業ができないまま800万円はどこに使ったのだろうというこれからの疑問があるのですが、この辺のチェックというのは、それぞれの協会の中にもまたいろいろな活動されている方が含めています。これ、チェックというのはどのようにしていたのですか。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) チェック機能ですけれども、監査のほうを毎年4月の上旬にやっております。あと、800万円というところは、事務局費が主なものになります。事務局が、令和2年度は事務局員を2人国際交流協会の直接雇用としております。令和3年度につきましては、事務局長も国際交流協会の直接雇用ということで、国際交流協会のほうを独立という形で事務をとっていっていただくという形にしております。  また、事業についてですが、令和2年度は、コロナということもありましたので、Zoomによる語学授業を大いに活用しております。非常に好評でして、中国語、韓国語、英語、モンゴル語、それぞれZoomによる語学講座を行っております。また、直接の交流ができないものですから、新茶を送ったりの交流ですとか、向こうの協会のほうと、リッチモンドに至っては、会議をZoomで行ったり、学生の交流については、島田第一中学校と金谷中学校がモンゴルのナラン外国語学校とZoomでの交流を行ったりだとか、そういったSNSを使った交流を行っております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 様子は分かりました。ありがとうございました。  別の項目でいいですか。今度は概要書の78ページ、中段のところに、交通安全施設整備事業があります。これも入っていると思うのですけどね。前年度の2,800万円から2,600万円に減額されているのですが、これは道路照明灯等の、最近ではもう全部LEDになってしまったのですか。それとも、切り替えているのですか。あるいはまた、この辺の整備が減額されているのですが、少し前というか、随分前になるのかな、大津市で幼児のところに四つ角のところで突っ込んで事故がありました。問題になったところがあります。あの後、恐らく市でもいろいろな点検をされたと思うのです。その四つ角などに防護柵のようなものも設置は検討されているのでしょうが、そちらのほうの整備がもう大体済んだのだという解釈だったら減額もいいのかとは思いますけれども、本来だったら、この辺、もうちょっと充実して、LED化をやるのだったら、もうやらなくてはいけない仕事だと思うのです。その後、電気料が安くなるということなので、時の流れからすればLED化ということにはなるのですが、その辺の整備がなされているかどうか、その辺を踏まえて、減額の理由を教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 今、山本議員から御指摘のあった、まずLEDのことに関して説明します。  LEDは、昨年の10月23日だったと思うのですが、日本電技と島田ガスが優先交渉権を得ているのですが、その委託の中に、電気料の差額で一応交換を令和3年度中に全てLED化していこうということで、今、目標を立ててこれから話し合いをしていくところで考えております。  あと、大津市の児童の事故の関係なのですが、昨年度、事故があった以来、議会のほうに補正を取りまして、1,000万円ぐらい予算要求させてもらったのですが、昨年度、三十数か所の保育所等と現場立ち会いしまして、ほぼ完了しております。完了できなかったところもあるのですが、大々的に歩道のないところに歩道をつけてくれとか、そういうお金のかかるような案件に関しては、園のほうに頼んで散策コースを変更してもらうとか、交通量の少ない場所、そういった対応を取って解消しております。  あと、建設課で行っている平松議員宅前の道悦旭町線のところに関しても、歩道設置してくれというような要望もあったのですが、そういうところは事業が完成すれば願いがかなうというか、そういう話もあったものですから、できていないところといったら、そういうようなところであります。  あと、予算が6%ぐらい減っているのですが、維持修繕費に関しても、一律コロナ禍で予算をちょっと減額するようにというような財政当局からの指示があったものですから、その辺、減額された部分に関しては、コスト縮減とか創意工夫を図りながら実施していこうかと考えております。  以上です。 ◆委員(山本孝夫) 現状はよく分かりました。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。ほか、ございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 関連して、このコロナ禍で工事請負費1,200万円というのは、これはどういう内容なのですか。 ○委員長(齊藤和人) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 1,200万円の内訳としては、道路照明灯の老朽化に伴う更新とか、区画線とか設置、消えかかっているところの区画線を引くという工事とか、あと、ネットフェンスなんか防護柵をやっていただきたいというのに関した要望をやる予算として今計上しております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) うちの小学校の第一小の通学路に白線と緑の線を引いていただいたのですが、各学校のそういう通学路の危険箇所に対してどういう措置をとったらいいのかというのも、交通安全対策のほうで考えてもらいたい。もちろん、そんなにあちこちの市内小・中学校、25校だったかあるのだけれど、その通学路に関して、安全・安心の通学路対策をしてもらいたい。それは皆さんやっていると思いますが。  だから、いつ何時通学路で事故があるか分からない。未然に防ぐのが一番大事ですので、事故が起きてからではしょうがないもので、だから、その辺でやれるべきところをちゃんとしっかりやってもらいたい。その辺はどうですか。 ○委員長(齊藤和人) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 福田議員の御質問にお答えします。実は平成26年度から、大津市のような事故があったときから、今、毎年夏休みの期間を利用して、生活安全課と島田警察署、あと、国道・県道の場合もあるものですから、島田土木事務所、学校教育課、すぐやる課と学校の関係者を交えて交通安全の点検というのをやっています。それは、例年、交通安全を語る会とか、小学校でやっているのですが、そういうところから出てきた危険箇所をピックアップして、現場に出向いて、どういう対策が考えられるかということで相談して、ではこういうことなら可能ではないかということを現場のほうに全員で話して、それで一応対策のほうは毎年例年やっております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) ほか、よろしいですか。  では、次に進みます。次に、歳出4款衛生費1項9目水道費から2項7目浄化槽設置推進費までを審査します。予算に関する説明書は112ページから117ページまで、当初予算概要書は122ページから131ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  木村水道課長。 ◎水道課長(木村浩之) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 概要書の130ページ、131ページなのですが、合併処理浄化槽の設置助成事業ということで、単独で新規に合併処理浄化槽、あるいは、単独から合併への付け替えということでありますが。私の勉強不足もあると思うのですが、これは法的な基準といいますか、そういったものの改正があって、こういったものになっているのか。当然、環境からすれば合併のほうがいいからこういったものをやっているのか、その辺の法的なことの歩みといいますか、規制という表現ではおかしいかもしれませんが、決まりが変わってきたようにも感じているのですが、その辺、どうなのですか。 ○委員長(齊藤和人) 清水下水道課長。 ◎下水道課長(清水保) 法的な規制ということで、単独浄化槽、し尿くみ取り式から合併へ切り替えることの法的な規制だと思うのですけれども、これにつきましては、以前から法的な規制はございまして、環境省の定める法的な規制の中で、こういった補助制度を設けているという状況なのですけれども。すみません、お答えになっているかどうか。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 言っていることがよく分からないのですが。そういったものはあるのですね。 ◎下水道課長(清水保) はい、あります。 ◆委員(山本孝夫) あって、それに準じて変えていくという、こういうことなのですね。そうすると、していない人は何か罰せられるとか、そういうこともあるということですか。 ○委員長(齊藤和人) 清水下水道課長。 ◎下水道課長(清水保) 浄化槽法が令和元年6月に改正しまして、単独から合併への付け替えを推進する内容に改正されたということで、補助金の内容等、国の指針に合わせて付け替えの補助金を行っているということでございます。  あと、罰則ですが、特に罰則というのは、決められたものはないと思うのですけれども。ただ、今、今後新設するものについては、合併処理浄化槽へ切り替えていくということで決められてございます。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。 ◆委員(山本孝夫) 私も勉強してみます。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。  よろしいですか。なければ、次に進みます。  次に、歳出5款労働費1項1目労働諸費及び1項2目雇用対策費を審査します。予算に関する説明書は116、117ページ、当初予算概要書は130ページから133ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですか。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 概要書130ページの新規事業で、勤労者キャリア教育支援です。これについては、議案質疑もさせていただきましたので、内容的にはおおむね理解はしています。特に再質問等もないのですけれども。仮にですが、新年度、これの評価が高くて、応募者が多数来た場合、事業費の使い方を3回ですか、分割してやるということで、それぞれの、例えば、第1期で応募できなかった方が、第2期の交付を待って、ペンディングされている方が第2期に流れ込むとか、そういった玉突きみたいなことになると、分割する意味がある意味ないと思うのですが、そのあたりはどのように対応されるか、お考えをお聞かせください。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 申請につきましては、今回の予算額300万円を4月に100万円、8月に100万円、12月に100万円ということで、基本的には3回に分割をして対応していく考えでおります。  1回目でいっぱいになった方が2回目のところに申請することも可能なように考えております。試験等、受験が終わってから6か月以内に申請を頂くというようなことで今考えております。ですので、最後の12月のときにまた募集を開始しますが、そこでもだめだった方というのは、また翌年度というところも申請の資格というものはありますので、そういった中では、予算額というものを令和4年度も含めて考えながら、できるだけ対応していきたいという考えでおります。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 翌年度にも、12月であれば6か月の範囲内であるということですと、事業としてはある程度年度を重ねて事業評価をされるというお考えもあるのかなと推察いたしますけれども。事業の評価、おおむねどの程度の期間、まずは実施してみようかというようなお考えがおありかと思うのですが、その点のお考えはいかがですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) まず補助事業になりますので、3年間は事業を実施しながら進めていきたいと考えております。その中で、毎年度、利用者の方の声を聞きながら、予算額、制度内容等を見直しながら進めていきたいということで考えております。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 新規事業として期待しておりますので、ぜひ御対応のほうはよろしくお願いします。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。  ないようでしたら、ここで説明者の入れ替えと換気のため、暫時休憩します。                                休憩 午前10時16分                                再開 午前10時22分 ○委員長(齊藤和人) 休憩前に引き続き会議を再開します。
     次に、歳出6款農林業費1項1目農業委員会費から1項6目地籍調査費までを審査します。予算に関する説明書は116ページから121ページまで、当初予算概要書は132ページから141ページまで、参考図面は254、255ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 補足説明は特にございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) お茶に関するところの全般のいろいろな費用が出ているのですけれど、少し前の新聞に、恐らく予想されていたことだと思いますけれども、鹿児島に静岡県が抜かれたというようなことが、そうなるだろうなと、皆さんもいつかいつかと待っていたかもしれませんけれど。それをもって、何か新しく取り組むことというのはないですか。それに関連するようなことを、僕、一般質問で聞いたのですが、聞くと、大体デジタルのほうを使って効率的にというような話が出てくるのですが、具体的に本当にどう考えているのかなというあたり、全般、担当課として、その辺をちょっと感想といいますか、もくろみといいますか、その辺のことをちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 特に振興策につきましては、以前からもいろいろな形で取り組んでおりましたけれども、高齢化とか茶価の低迷等で非常に担い手不足、あるいは後継者がいなくなるような状況で、生産量、耕作面積が減少して、その現象としまして、鹿児島県に抜かれていくというような状況でございます。  基幹産業でありますし、茶業は何とかしたいということでいろいろ取り組んでおりますけれども、なかなかホームランといいますか、決定打というのはない中で、いろいろな形で取り組んでおります。海外でのお茶需要を受けて有機栽培や輸出などに取り組んだり、緑茶以外にも、様々なフレーバーティーとか、いろいろなお茶を使った商品開発と、あるいは、生産性を上げるために基盤整備事業と、いろいろなことを組み合わせながらやっております。かといっても、なかなか下げ止まりにストップがかからない状況で、かなり構造的なものがあるということで、市町の行政だけではなかなか対応できない状況であります。  その中で、地域農業をいかに守っていくかというところで、これから新たな需要、DXなんかもそうですけれども、それとは別に、人・農地プランというものを策定しまして、地域の農業、地域の農地をどのように守っていくか、どのようにしていくかという将来像を、5年、10年先を各地域単位で考えていくこととしています。ここの農地はどうしていこうか、もうここは生産性悪いからいっそ自然に戻そうかとか、そういった細かな地域ごとの農業の在り方、将来図というものを人・農地プランという形で来年度全域的に策定をしていきます。それによって、地域が上向くかどうかは別ですけれども、守るべき農地とそうでないというのを、しっかり地域の人と話し合いをしながら、その中で担い手さんがやりやすいような農業、そういった地域農業を見据えてやっていくと。お茶だけではないですけれども、農業全般、水田等も含めて、そういった農業の展開をこれからしてきます。  それから、お茶だけではなかなか厳しい状況でありますので、そんな中で複合化、あるいは付加価値のあるものも組み合わせて取り組んでいきます。県のほうも危機感を持ってもらって、いろいろな茶業者をコンソーシアムというような形で、ChaOIフォーラムというものを立ち上げ、いろいろな茶業者をコンソーシアムというような形で、異業種の人たちといろいろと組んで取り組んでいくというようなこともありますので、そういったことを全般的に取り組んで、様々な形で対応していきたいと思っております。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) これはというのはないのだけれど、今、課長からのお話というのは、これまで我々が耳にしたお言葉が並んでいるのかなと感じます。かといって、私が何かいい作戦があるわけではないので、強いことは言えないのだけれど、何かしらやっぱり動いていかないと、これはということで取り組んでいかないとまずいのかなと。  その中で、人・農地プランの策定をするということで、20万4,000円、今回、134ページなのですが、一番下段に出ていますが、今、これを策定して、これからの取組を検討していこうというのだけれども、では、これはいつ頃までに、どういう形で出てくるのですか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 人・農地プランの策定につきましては、今年度初めて出てきた話ではなくて、以前から人・農地プランに取り組もうということは国からも指導があって、一部、市でも取り組んできました。例えば、西原地区とか、小さい単位で集積を図ったり、基盤整備をしたりする、そういう単位で人・農地プランというものを作っています。ここでは、この農地はこの農業者に集積していこうとかということで話し合いをして、地図化して事業は進めるなど、今までも小さなエリアでやってきましたけれども、これをもう全市的に全域的にやろうということで、実は20万4,000円ということで、かなり少額ですけれども、当初予算編成時につきましては、市内で5地区ほどやろうということで想定をしていました。ただ、その後、国のほうが今年に入りまして、早急に全地区で展開してくださいという要請がありました。ですから、今後は全市域全体に広げてアンケート調査なり話し合いを来年度に力を入れていく予定でいます。  予算的にこれで足りるかという問題はありますけれども、基本的には人間が動くようなところでありますけれども、ただ、郵便代等、そういったことでいろいろやる中で不足が生まれれば、流用なり補正なりしてそれなりの予算で対応していく予定でございます。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) ということは、令和3年度にこのプランができる、何らかの形で形になって出てくるということで、待っていればよろしいですか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) はい。市内全域で人・農地プランを策定して完了する予定で、農業委員とも連携しながら進めていく予定でございます。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。ほかにございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) その上の認定新規就農者、200万円も減っているのですが、これ、何で減ったのですか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 昨年度300万円、今年度100万円ということで、予算のほう計上させていただいています。  認定新規就農者は、認定研修を踏まえまして、新規就農計画を策定して、それが認定されるといろいろな融資制度とか補助金制度を活用するようなことができます。それに対しまして、市としても、別途単独で支援事業をやろうということで、この新しい認定新規就農者の支援事業というものを設けました。これ、1件あたり最高100万円、10分の3補助で100万円を補助するということで、それにかかる経費をここに計上させておりますけれども。今年は300万円予算を計上しまして、2件の方が御利用いただいて、200万円執行しました。それで、来年度の予定としましては、1件、酪農関係の新規就農の方が予定しているということで、その辺の見込みで100万円のほうを計上させていただきました。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これは大分前から続いていますよね。それで、市外から来てやりたいという人は、今までどのくらいあったのですか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 平成26年、27年以降この制度ができてから新規就農の方が10人ほどいらっしゃいます。半数以上の方は市外から来ていただいています。農業をやっているのだけれど、全く新しい部門をやるという方もいらっしゃいます。その場合は、新規就農になります。親元で同じ農業をやる場合は新規就農になりませんけれども、全く新しい部門をやるという場合は新規就農に該当して、市内の方で親とは違う農業をやるということでやられた方もいらっしゃいます。ですから、市内で新規就農の扱いになっている方も、たしか三、四名だったと思いますけれども、いらっしゃいます。半数以上は市外からの若手の方が就農していただいております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 堀井課長から見て、この認定新規就農支援事業というのは十何年やっていますね。そういうことをやることによって、いわゆる農業の裾野が広がって、ある程度農業従事者が増えるとか、それから、農業関係の売上、収入が増えるとか、そういう実感は担当者として持っていますか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 市の支援制度自体は、平成28年度から実施しております。国・県の支援事業は、それ以前からも制度はございます。地域農業にどれだけこの方々の貢献といいますか、影響があるかというところですけれども、主に施設園芸とか野菜等が多くて、お茶はなかなか新規就農で入る方はいらっしゃいません。養蜂、蜂蜜とか、酪農という方もいらっしゃいますけれども、数で言いますと、全体から見れば非常に少ないですけれども、非常に頑張っていらっしゃって、若手の方が農業をやりたいという夢はぜひ支援したいということでやっております。  行く行くは5年以内に認定農業者になることということも要件となっています。皆さん、それを目指して、5年後に認定を取っていらっしゃいますので、担い手として、人数的にはわずかではありますけれども、担い手確保という面では貢献をしていただいていると思っております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 最後に、100万円に減額されたのだけれど、このPRは今後どういうふうにしてこれをやっていくのですか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 来年度、実施見込みとして1件だったもので100万円ですけれども、今後、島田市に新規就農の計画を認定してもらって新規就農者になりたいということがあれば、その都度予算的な対応は考えております。  新規就農につきましては、窓口に希望者が来たり、県とか農協のほうへ行って、それからこちらのほうへ来るようなケースもあります。県のほうも、新規就農の研修制度、支援制度もあります。例えば、そちらのほうで一定期間技能を習得してから、就農計画を立てて、農地のあっ旋、施設のあっ旋等を市町と一緒に行うという流れで、認定されるまでにはかなり時間的にかなりかかります。その間に、国、県、市と農協と連携して、計画策定からサポートに入っておりますので、その段階で、この方は最終的に申請を出されるということであれば、その都度、予算的なものは確保していきたいと思っております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 別件で、140ページの地籍調査事業の件ですが、これ、遅々として進んでいないのですが、これ全部終わるのは何年かかるのか。 ○委員長(齊藤和人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 全部終わるのに、今の進み具合でいけば、あと170年くらいかかる見込みです。全部終わるにはですね。 ◆委員(福田正男) 170年かかるとは。そうか。分かりました。 ○委員長(齊藤和人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 少し補足で申し上げますが、今までは進まなかったので、特に山間部はリモートセンシングということで、航空測量を入れながらやれるようなことになってきました。少し簡易的にやれるということになってきました。最近はあまり山のほうはやっていないものですから、また山のほうに行けば、こうした技術を取り入れて、もっと早く片づいていくのではないかなと考えております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 森林の関係で、今、ドローンを使って森林の地籍調査をやるところが出てきているのです。ものすごく簡単らしいのです。要はそれを応用すれば、ちまちまして170年かかるところを、3分の1ぐらいにそのドローンで、一般の平地の地籍調査も進めることができるのではないですか。 ○委員長(齊藤和人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) おっしゃるとおりだと思います。今はなるべく市街地の密集地とか、危ないところに向かっていこうということで進めていますので、そういった優先順位の中で、今の進み方だとそうなのですが、議員のおっしゃるように、ドローンも、先ほど申し上げたリモートセンシングの一つなので、そういったものを使いながら、山間部をやるときにはそういうふうにやっていきたいと考えます。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) それに関連してですが、今回、図面をつけていただいて、図面ですと、大きく3か所くらい場所設定をしているのですが、どういう順番で地籍調査をするエリアを特定されているのか、今回の事例としていただいていいので、考え方を教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 全体では、国で10年ごとに国土調査事業の計画が立てられています。10年のボリュームで計画されておりまして、今は第7次ということで、今年度から令和11年度までの間で、どこまで進めていくかという計画が立てられております。それは国の部分と、その中で静岡県の部分と島田市の部分という計画になっております。  島田市の場合は、主には川根地区と旧島田地区、金谷は終わっておりますので、旧島田地区のところを進めております。  考え方といたしまして、島田の地区も、川根の地区も、これからは少し人が住んで密集しているほうに向かって進めていこうということで、254ページの島田地区の場合は、なるべく中心市街地に向かって進めていくということです。周囲のところは後にさせていただいて、なるべく密集地に向かっていきたいということで進めております。  それから、255ページにつきましては、これまで川根地区につきましては、大井川の右岸側の山のところをずっとやってまいりましたけれども、これからは少し平らなところをやりたいということで、左岸側の身成地区のほうを進めていくということで考えております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 分かりました。私の家のあたりは多分150年後くらいですか。はい。承知しました。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。ほか、よろしいですか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 概要書の136ページ、上から3行目、伊久身の農産物の加工場、これ、やまゆりのことだと思うんですが、ビールの業者が入って、これから地ビールを作ってくれるということで、大変楽しみにしています。  この辺の維持管理に要する経費ということで、今後、市との関わり合いの在り方の中でこの予算が入ってくると思うのですけれども、その辺の関係といいますか、責任の分担とか、いろいろあると思うので、この100万円ほどの費用の説明と関わり合いの関係、今後どんなふうになっているかというようなニュース性のことをちょっと教えてもらったらありがたいです。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) この予算は、やまゆりの施設維持管理に関する経費でございます。やまゆりにつきましては、昨年の4月に閉店をさせていただきまして、その後、運営する会社を募集するということで、昨年の秋に公募をしたところ、ビアホップおおいがわという事業者の提案が地ビールをやるということで採用されました。そこまでは当委員会のほうへ報告までさせていただいております。その後、具体的にどのような事業計画にするかというところをビアホップおおいがわと詰めております。  なお、この施設につきましては、国・県の補助事業を受けた施設でありますので、当初の趣旨・目的・内容が変更されますので、国の承認を受けなければならない。内容によっては補助金返還的なことにも一部関わるということで、その辺の協議を進めております。まず具体的に施設をどのように使うか、各部屋をどのように使うかということの利用計画を立てていただいて、基本的には地元農産物を加工して販売するというようなところですので、本来の趣旨・目的に合った施設だということで我々は位置づけをしまして、補助金返還ではない、利用計画の変更というような形で、今、計画を県のほうに出してあります。県から国へ、今現在、その内容でどのような扱いになるかというのを協議しております。  現在は、その協議が済み次第、貸与、基本的には施設無償貸与という形で利用のほうの承認をする予定であります。まだ見込みはいつになるか分かりませんけれども、極力早めに、使用許可のほうを出して、運営に当たっていただきたいと思っております。  なお、施設の維持管理につきましては、施設の躯体に係る部分は市の施設ですので、大規模な修繕とか、借地料は市のほうが負担をすることとなっています。それから、まだ使用許可を出していませんので、その間まではいろいろな設備補修的なものは、電気代とか、そういうのがかかるものですから、その辺は、使用許可を出すまでは市のほうが負担しなくてはならないというところで、そういった施設維持・管理に係るところ、電気料、借地料につきまして、最低限ということでかかるものを今回100万円ほど予算計上させていただきました。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  ほかにございますか。よろしいですか。  なければ、次に進みます。歳出6款農林業費、2項1目林業総務費から2項6目木でつくる未来基金費までを審査します。予算に関する説明書は120ページから123ページ、当初予算概要書は140ページから145ページまで、参考図面は255ページから258ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。また、重要案件である6款2項2目林業振興費、森林環境整備促進事業が含まれておりますので、慎重に審査していただきますようお願いいたします。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 今、委員長からお話がありました重要案件ということで、森林環境譲与税を使い道のようなお話で、概要書は142ページの2,900万円の本年度の予算のお話です。  これに先立って資料請求もいたしまして、この促進事業の内容が分かる資料及び今後のこれに関わる事業計画の資料をくださいということで、傍聴の皆さんにもお手元に配られていると思います。さらに、昨日、資料がないかということで調べていて、ホッチキスで留めてある森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律(案)の概要ということで、これを配付してあります。担当の部課長さんにはお渡ししてあるので、それを基にちょっとお話をさせてもらいます。  この計画の中で、今年度の計画の中で、島田市では主に間伐を促進して処理をしていこう、使っていこうというお話であります。これ、毎年間伐だけやっていればいいという問題ではないのですけれども、そんなふうに考えていて、今後の計画はどうなのかなということで、私が資料請求した下段のほうに、令和3年度から令和6年度までの譲与税の見込み額、そして、その使う現時点での使用用途の内訳が書いてございます。  新庁舎の建設がいつ始まるかということは、まだ決定はされていませんけれども、これに令和4年度、令和5年度には木材を使うようにしよう。あるいは、木でつくる未来基金は、毎年度積み立ていこうという計画がありますが、この森林環境譲与税というのは、これからずっと続くもので、そもそもパリ協定の枠組の中で、CO2削減のための取組を国のほうでやらないといけないということで出てきた森林環境譲与税になります。これ、毎年やっているに当たって、今日手元に配られましたこのホッチキス留めの資料の幾つか事例が出ていまして、参考になるかなというようなものを3枚ばかりプリントしたものが手元にあるかと思います。  九州の日田市は、野球で日田林工なんていう高校が出てきたことがありました。林業について活発にやっているところだと思いますけれども、ここでは人材育成のための取組等をやっているというような事例があります。めくっていただいて、千代田区は、ほかの市あるいは村と連携して事業をやろうという意図。そして、一番最後の豊島区においては、12月の一般質問だったですか、私が取り上げて、豊島区と秩父市が連携して、秩父市に豊島区のお金を使って「としまの森」という一地域をつくって、そこのところに豊島区の皆さんに来てもらって、観光ではないですけれども、そういった自然に囲まれたところの雰囲気を味わってもらうという、こういう、要するに、言い方は悪いですけれども、人のふんどしで相撲を取るような、山がないところの自治体では、これをどうしようかというようなことを考えている自治体もあろうかと思うのです。なものですから、そういったものとのうまい連携を取りながら、島田市はいっぱい山林があって、間伐だけやっていればいいという問題ではない。これだけやっていても、なかなか森林の活用あるいは整備が進まないというような実情にあるということで、これを重要案件として取り上げた次第です。  この問題は、ある意味、島田市としてはすごいビジネスチャンスとも捉えられるものだと思うのです。ですので、この辺を担当課として長期の展望に立って計画をもっと具体的にやってほしい、そんなことで思いがあるのですが、現在どんな話し合いがされているのですか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 御意見ありがとうございます。  森林環境譲与税は、令和元年度から配分が始まりまして、今年が2年目になります。先ほど言っていただいているとおり、まずは島田市としましては、森林整備、間伐を主に進めたいと考えております。これは、島田市、県内でも3番目に譲与税を頂いております。それぐらい森林の面積が大きいということで、約2万ヘクタール持っている森林のうち、人工林が民有林で1万3,600ヘクタールほどございます。最近ここ5年ほどの平均が、年間に230ヘクタールの間伐事業が林業事業体さんによってやられております。単純にこの230ヘクタールで1万3,600ヘクタールですと、60年、70年というスケールでたたないと一周しないと。ごめんなさい、単純な計算にはなりますが。その中で、もう少しペースを上げたいということで、森林環境譲与税の本来の目的であります、まず最初は森林整備を進めたいということで、間伐の補助事業を令和元年度にもつくりましたが、もう少し使いでのいい森林整備の補助事業ということで、令和2年度に新設をしてあります。その中で、まず核となる部分をつくったと考えております。  今後は、先ほど申し上げました木材需要、あと、テーマとして、課題として頂いております竹林の整備とか、直近の問題として、目の前の問題としてはそのあたりがあるかと思います。その後に人材育成、担い手の確保、また、こういう森林の事業の普及啓発、ここは欠かせないものとなってくると思っております。その中で、現在、心もとない計画ではありますが、先ほど資料で言っていただいた令和4年度、5年度、6年度は、当面その部分についてやっていきたいということで考えております。  豊島区のこの事例は、まさにCO2削減、カーボンオフセットの考え方で、山を持たないところのCO2削減と、山を持っている森林整備に困っている地方都市との上手なマッチングだと思います。これはこれからも勉強していきたいと思っています。  具体的に少しこれから進めるに当たっての課題は、何にしても農林整備課だけではちょっとマンパワーが足りませんので、木材の木質化とかの事業であれば資産活用課とか学校教育課、このカーボンオフセットに関しては、恐らく環境課との連携など、協力体制をこれから取っていかないと実現しないかと思っておりますので、令和2年度も、木質化の関係で資産活用課など、全部で6~7回ほど打合せを、情報提供も兼ねて、森林環境譲与税ってこんなことができますよという情報提供も含めて、関係課との打ち合わせを持っております。この辺も継続して続けていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) この事例を3つ、私、出しましたけれど、このサイトを見ますと、いろいろな取組をしていて、全部で100以上は事例がありました。全部、これ、プリントするわけにもいかないので、参考になるかなというのをピックアップしたので、そんなものをもう一回チェックをしていただいて、どんな事例があるのか。  つまり、物事を片方だけで見ていると片方しか見えないのですけれども、いろいろな方面からものを見ると、いろいろな使い方が、あるいは、いろいろな関係者に協力してもらいながら、お互い助け合うウィン・ウィンの関係の使用方法というものもあろうかと思うのです。ぜひ、市役所内での関係も必要なのですけれども、よその事例を参考にしながら、人材等のつながりも利用して、ぜひ、いい使い道というか、そんなものをやれば、ある意味、観光で稼ぐというようなことのつながりもあろうかと思うので、部門によっては、これ、すごく効果のあるものになると思うのです。だから、ぜひ、アンテナを高くして取り組んでいただきたいと思います。  重要案件なので、またほかの方の御意見も頂きたいと思います。 ○委員長(齊藤和人) 皆さん、いかがですか。
     福田委員。 ◆委員(福田正男) まず、この間伐の補助金は、もう何年続いていますか、これ。間伐の補助金は何年から進めていますか、これ。もう20年以上やっている、たしか。それで、その成果というのはどこに見ているのですか。これ、ほとんど森林組合に出しているのでしょう、補助金の対象は。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 森林組合もそうなのですが、ほかにも林業事業体がメインで3つ、4つありますので、常時5つぐらいの事業体にお願いしている現状にあります。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それで、いわゆる間伐の補助金だけで、それで林業もやっていると。勘違いするんです、みんな。補助金もらえればそれでいいと。要は山のことなんか何にも考えていない。これは国の政策が悪いもので、あなたを責めるわけではないんだけど。せっかくこの森林環境譲与税、令和6年度満額で7,800万円来る。毎年、半永久的に。これを永遠に、この間伐で基金にして、ぬくもりのある森林づくり事業、何ですかこれは。林道支援、地消木材と。こんなことをやったって、らちがあかない。意味ない、全く。ここで政策転換しないと、山なんてすたれちゃう。  11月に、私、一般質問しました。全く、検討するだけで、何もやろうとしない。山の政策、山がいかにもうかって、山の地主さんが山の魅力、それを、この機会だから、やってもらいたい。自治体が。せっかく国のほうで森林管理制度ってできたでしょう。これも言ったけど。山主の意向から何から全て聞いて、どうしたらいいのか、まず現状把握だよ、現状。どうしたらいいか。山なんて勉強すれば勉強するほど複雑で、私なんか山の仕事やったことないけど、本でしか読んでないけど、読めば読むほど難しい。もう50年、100年の事業だから、これ。その観点に立って、一から政策を見直しているのです。分かりますか。  一番大事なのは、人です。山に関係する行政もあなたしかいないでしょう。あと詳しい人、誰もいないでしょう。林業をやろうと思ったら、10人は必要です。本当に、行政で。何とかフォレスター、森林フォレスターって、もうオーストリアとかドイツ見てごらん、すごい人だから。ほとんど山で生活している人、いっぱいいる。そういう先進事例もいいけれど、とにかく、ここでせっかくの機会だから。こんな国がくれる。これだけお金。何でこれで間伐の補助金だけでやるのですか。補助金もらえれば、何もやらないじゃない、ほかのこと、新しいこと。それで良しとしている。それを今展開すべきです。最初から。何をやるべきか。山の現状を把握して、島田市、7割が山林でしょう。みんな疲弊している。業者が。それを長い目で。間伐の補助金やってもしょうがない。50年、100年先を見据えた森林政策をやらないと、せっかく今伐採の危機に入っている。この前、森林組合の理事長と話したけど。役所の建築も市民会館の建設も、十分材木でできる。単一でできる。ここ5年間のうちに、やれることはやれる。そういうことを言ってくださっている。ですから、森林組合に頼むのはいいけど、ほかの山に仕事をやりたいという人はいっぱい出てきます。それを東京から呼んでくればいいよ。そういうものを、あらゆることに、この森林環境譲与税を使えばいい。  もう一つ、林道、路網。山に入る道。これを整備しないと無理なんです。。何をやるにしても。人と林道。あとは需要。山が、切った木がどこで使われて、どういうふうになるか。需要を喚起しないと山はもうからない。そういうことをしっかり根本的に変える。あなたに言ってもなかなか難しいかもしれないんだけども。だから、それをやってもらいたい。ぜひ、あなたが提案をして、政策提案をしてもらって、上に挙げてもらいたい。どうですか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) まず、御意見ありがとうございます。  私も、実は林業2年目でして、委員が言っていただいたとおり、非常に専門的な分野になろうかと思います。1年間勉強させてもらいましたが、なかなかすぐに理解できる部分とできない部分があろうかと思います。ただ、森林環境譲与税のこの制度のおかげで、山、森林に対する御意見を伺う機会が非常に増えています。話題になることも増えているかと思います。まさに、この法律の目的であります普及啓発の部分については、既に、具体的に成果がどうかと言われるとあれですが、普及啓発の部分で考えますと、こういう話し合いが持たれる、我々が勉強する機会が増えていることは、既に効果があろうかと思います。  間伐の補助事業なのですが、コンスタントにある程度やっていくことで、林業事業体の仕事が生まれるだけでなく、できれば当てにしていただいて、雇用のほうにも影響が出てくれたらという思いは持っております。それがどれくらいの規模だと影響が出るのか、そういう具体的なところも、これから林業事業体、森林組合含めて、話し合いをしていきたいと思います。  間伐の補助事業に関しましても、3回ないし4回ぐらい、制度の設計については事業体に来ていただいて、どうでしょうかという意見を伺っております。あと、山林協会の森林整備アドバイザーという制度がございまして、県の林業の専門家のOBの方がやっていただいておりまして、今回、やはり3回ほど御意見を伺う機会、報告会も1回やらせていただいたのですが、我々の技術不足の部分は、そういう部分でもカバーしながら、ごめんなさい、ここで細かいお約束はできないのですが、前向きに勉強していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 先進地の事例は山本さんからいろいろ説明ありましたが、三重県の紀北町に速水林業さんというものすごい人がいる。この人、1,070ヘクタールを経営管理、森林の経営管理を任されている。林業の重鎮です。速水亨さんという人がね。この人が進めているのは、さっきも言ったようにドローン。ドローンを使って全部山の面積を調べたり、それから、ドローンによって、どの木を切ったほうがいいのか、どの木がもうかるのか、全部できる。ドローンで。だから、そういった人もいるものですから、その辺も参考にしながらやってもらいたい。  もう一つは、伊久美小が今度廃校になりますけど、廃校利用はいろいろあるでしょうけど、あそこは一番最適です。山は近いし。山、神座も伊太もそうですけど。林業大学というのが、今、全国に16か17、18校ほどある。その林業大学は無理にしても、いわゆる林業従事者を教育する機関を設置するにも、この環境譲与税は使える。だから、そういったいわゆる山仕事ができるような環境整備、まず、それを育てる。何をやるにしたって、人だから。事業をやるにしても、人でしょう。あなた一人では何もできないけど、優秀な部下がいれば、あなた、助かるでしょう。だから、そういった意味で、人材を育てる。そのための大学。大学の誘致なんて難しいけど、とても今、無理なんだけど。だから、そういったことも視野に入れながら、せっかく、生かされていない、この7割、8割ある山林が、島田市にとって。ですから、その辺を十分に考えていただいて、今後の政策に反映させていただきたいと思います。何かありましたら。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) いろんな部門に関してこれだけコンスタントに頂ける財源はなかなかないので、具体的なお返事はできないのですが、可能性はありますので、勉強して、我々も、職員も林業に詳しくならないと、林業事業体の話が我々に届かないので、その部分の勉強も、研修含めてやっていきたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長(齊藤和人) 皆さん、ほかによろしいですか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 今の話、とりとめもない話をずっとやってもしょうがないので。  144ページに、新規積立で、木でつくる未来基金がありますが、木質化の公共事業に充てる積立だというふうに聞いています。これ、目標額のようなところはあるのですか。2,000万円ですよね。積み立てる予定ではありますが。目標額みたいなものはあるのですか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 本来は手順として、言っていただいたとおり、必要な金額を積み立てるというのがルートかと思いますが、特に新庁舎、まだ設計をやっている段階でして、令和2年度も、情報共有のために資産活用課と3回ほど打ち合わせをさせていただいたのですが、申し訳ありません、具体的な数字がまだ出てきておりません。その設計もそうなのですが、いろいろなところからの財源を探している中で、譲与税どうだろうという検討をしていただいておりますので、なかなか具体的な数字がまだ見えていないのが現状であります。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) ほかにはよろしいですか。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) ほかの件で1点だけ確認をさせてください。概要書の140ページです。林業振興費の中で、鳥獣被害の対策実施ということで、隊員12人の報酬がございますが、額はそんなに大きくないですけれども、前年度より半額になっていますかね。隊員の数自体は同じ人数ということですので、活動内容等、何か変更があるようでしたら教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 言っていただいたとおり、人数は変わっておらないのですが、実施隊の活動がやはりコロナ禍で制限を受けておりますので、月2回12人で報酬を取らせていただいたのが令和2年度で、令和3年度は月1回の活動ということで予算を計上してございます。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) コロナ禍ということですけれども、外を見回るのにどのような影響があって活動が制限されるのでしょうか。あまり活動できるようにも思うのですが、いかがですか。 ○委員長(齊藤和人) 平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 実施隊の皆さんの活動は、地元の方々への指導、鳥獣被害を抑えるための指導の部分がかなりありまして、地元の方、地元へ集まっていただいて指導していただくのも計画の中に入っておりまして、なかなかそれが実施できない現状にあります。その部分が月1回減というようなことになっております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) ほか、よろしいですか。  よろしければ、ここで説明者の入れ替えと換気のため、暫時休憩します。                                休憩 午前11時17分                                再開 午前11時22分 ○委員長(齊藤和人) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  次に、歳出7款商工費1項1目商工総務費から1項3目企業誘致費までを審査します。予算に関する説明書は122ページから125ページ、当初予算概要書は146ページから151ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 商工課から補足説明をさせていただきます。お手元のカラー刷りで、タイトルが「コロナ禍の新しいビジネスモデルに向けた商工業施策の見直しについて」というA4横の資料を御覧ください。こちらの資料で御説明させていただきます。  こちらの表につきましては、令和2年度の当初予算と令和3年度の当初予算の中で、事業の見直しを行ったことをまとめてあります。この事業の見直しにつきましては、中小企業・小規模企業振興推進会議において、昨年度、市内中小企業の実態調査を行いました。そういった中で、もともと事業の見直しを考えていく中で、この新型コロナウイルス感染症の影響を受け、やはり社会経済環境の変化というのがより一層進んできたという中で、商工業施策全体についても見直しを実施する必要があるということで考えて行いました。この見直しにつきましては、中小企業・小規模企業振興推進会議でも、制度も含め議論をした上で取りまとめたものになります。  それでは、この内容について御説明させていただきます。まず左上に商工振興費と書いてあります。令和2年度予算が、この表の中にある令和2年度の合計が2,270万円。右側にあります令和3年度予算額が、労働費のあります勤労者キャリア教育支援事業補助金は除外して、その他の事業を合計しますと2,520万円ということで、差し引き250万円の増という形になっております。こちらは事業のスクラップ・アンド・ビルドをしていく中で、当初予算においては、今後の持続可能な経済の持続的発展というところを踏まえながら、制度の見直しをしてきているという形になります。  まず令和3年度、右側の一番上から、働き手のキャリアップということで、勤労者キャリア教育支援事業補助金があります。その下に、企業の誘致ということで、サテライトオフィス等進出事業費補助金、その下のビジネスニーズ参入支援事業補助金、この3本が新規事業という形になります。こちらは、サテライトオフィスの事業が外から中に企業の誘致をしていくというようなこと、また、ビジネスニーズの参入事業の補助金につきましては、市内の企業の経営基盤の強化をすると。ですので、市内企業の支援をしていくと。また、労働費の中での勤労者キャリア教育の補助金が、そこで働いていただく皆さんを支援するというような、3つの視点というところを総合的にしていきたいということで、新たな制度を設けております。  そういった中で、令和2年度の左側の一番上に、地域産業振興事業費補助金とあります。こちらは市内企業の経営基盤強化ということで、機械設備を導入する場合の補助、また研究開発等を行う場合の補助と。また、この中にICTを導入するための補助が入っておりました。そういった中で、ICTの導入の補助だけを、ビジネスニーズの新たな事業に取り組む皆さんを支援する一環として、部分的に移管をしました。  また、今度は左側の販路開拓事業費補助金、こちら、250万円ありましたが、こちらはオンラインでの商談が進んでいること、また、近年利用が低調であったこと、こういったことを踏まえて廃止をしました。また、販路を開きたいということは、ビジネスニーズで新たな事業分野にチャレンジするときにも、その中の一つの内容としてもお伝えいただける可能性もありますので、そういったことを総合的に考えて、廃止とさせていただきました。  また、令和2年度の商業の活性化ということで、上から3番目、4番目、商業活性化支援事業補助金というものがございました。こちらは市内の商業団体を10万円ずつ補助をしまして、活性化づくりの事業について、イベントを主として補助をしておりました。また、その下のにぎわい商店街支援事業補助金というのは、これは商店街組織であったり、商工会議所が行うような商店街を支援する事業に対しての補助と。こういったものを、令和3年度につきましては、商業活性化支援事業補助金に一本化をしました。基本的には、商業をやりたいという商業グループは、市内全域を商業活性化事業の場合は応援をし、また、商店街の皆さんは、引き続き商店街の支援事業については応援を継続していくという考え方になります。  続きまして、商業の活性化になります、こちらの遊休不動産リノベーション応援事業、まちなか商店リニューアル助成事業、また、その下であります創業支援である、島田市で始める新ビジネス応援事業、こちらの3事業につきましては、事業の内容については、基本的な考え方は変わりません。予算額として、それぞれ100万円ずつが減額になっているという形になります。この事業につきましては、やはり今後創業していただく皆さん、また新たにお店をやっていただく方、また既存のお店がさらなる活性化を目指してお店を直される、そういったところなので、今後の中の投資としては必要な範囲になってくるというのは現場では感じているところなのですが、全体の予算額の調整の中で、減額というような状況になっております。このような形で、今回の見直しを大きくやっております。  そういった中で、サテライトオフィス等進出事業費補助金、こちらのほうが今回の重点的な事業ということで話を頂いております。サテライトオフィス補助金につきましては、現在、補正予算の中でシェアオフィスの補助金を、本通六丁目、七丁目、祇園、高砂町ということで、今させていただいております。そういったお話を頂いた際に、そのときにはエリアを限定したお話で頂いていました。また、その委員会の質疑の中でも、駅前であったり、市内全域であったりというようなお話を頂いた部分がありました。今回考えておりますサテライトオフィス等進出事業費補助金につきましては、市内全域を対象にして事業を実施いたします。市内にサテライトオフィスを構えられる方、また本社機能を市内に移転される方、またシェアオフィスを新たに市内につくられる方、こういった方々に対して補助をさせていただくという形になっております。補助対象経費につきましては、建物の改修費、建物の賃借料、通信回線費、設備費、こういったものを合わせて、1社当たり上限を800万円という形にしております。そのため、予算額も800万円になりますので、1件になる可能性もあるというような状況になっております。また、中心市街地の活性化を推進していることもありまして、補助率につきましては、中心市街地の活性化区域内は3分の2、その他については2分の1という形で、今、制度を考えております。  商工課からは以上になります。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  また、今、商工課長のほうから説明がありましたが、重要案件である2款1項2目商工振興費、サテライトオフィス等進出事業費補助金が含まれていますので、慎重に審査していただきますようお願いいたします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) この説明の中で、左側の遊休不動産リノベーション応援事業、まちなか商店リニューアル助成事業、これは実績はどうですか。今までの実績は。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) まず遊休不動産リノベーション応援事業につきましては、令和2年度に3件の申請を頂いております。予算額については、ほぼ300万円に近い金額という形になっております。  内容としましては、洋服を販売する小売の店舗が1店舗、あと、美容室に併設したカフェ、小売も少しお菓子等されていますが、そこが1店舗、また、今、もう1店舗、本通り七丁目でカフェをやられるという方が3件あります。それぞれ、おおむね100万円の上限の補助額に近い金額になっております。  あと、まちなか商店リニューアル助成事業につきましては、こちらも3件の申請を頂いております。ただ、補助額が、上限は100万円なのですが、1件当たりの申請がそう大きい額ではないので、3件申請は来ていますが、補助額としては100万円程度になるような見込みです。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これは今年は100万円ずつ減額されているけれど、この理由は何ですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) こちらについては、現場としては今年度同程度必要かなというような気持ちもあるのですが、全体の予算を編成する中で、新たに3事業、新規事業をつくっていますので、全体の予算額を見る中で、調整をしているところが出ているということで御理解いただければと思います。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 要は、減らされたわけだね。それで、サテライトオフィス等進出事業費補助金で、当初六丁目、七丁目には、もう先に進出した。これとは別に。その辺は状況はどうですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) そちらにつきましては、本通六丁目に、今、工事が事業期間が完了したというところで、1件、シェアオフィス兼、少し小売というか、販売できる区画も併せ持ったような、2つの機能を持ったような部分ができ上がってきます。今後、中をどういうふうに運営するかというところまではしっかり決まり切れていないところはまだございます。まずは、その建物ができたというところのお披露目を今月3月27日に予定をしているという状況になります。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 今回のこのサテライトオフィスの800万円、これを見ると、1件だけ予算計上していますけれど、これは企業誘致が狙いですか。よそから、市外、県外、あるいは東京から誘致しようという狙いですよね。1件だけで足りるのですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 正直なところ不安はございますが、新しい事業でもあります。まずは実績を積み重ねていきながら、今後生かしていきたいとは思っております。  また、サテライトオフィスの進出事業につきましては、移住・定住ではないのですが、今、各市町が本当に制度をどんどんつくったり、制度を拡充しているというような、もう既に競争の中に入ってきているというところになります。また、静岡県においても、そういうサテライトオフィス等を誘致するような取組も始まっておりまして、それをいろいろな市町が一緒に協力しながらやっているというようなところになってきていますので、まずは1件誘致を成功させて、またその上で積み重ねていきたいと考えております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それで、確かに商店街が今なかなか活性化しない。コロナの影響もあって、やめていく人も多いという中で、商店街の活性化のカンフル剤として、やはり人口交流をね。定住なんかはもう無理だから、交流をいかに増やしていくかということが大事です。藤枝の駅南などは、サテライトオフィスでものすごく活性化しているように私は見えるんだけど、そういったものがあると、やっぱりどうしても人が寄る。だから、六丁目もいいのだろうけど、やはり駅前の一番人通りの多いところへ、こういったサテライトオフィスを輩出できるような、今、角を壊しているビルもあるのだけど。そういうところもあるもので、だから、駅通りで人が集まるような、駅前から見えるような、ある程度、皆さん、民間の人がいろいろ、三角公園から、あそこの衛生開発さんからいろいろやっていますけど、そういった民間活力を喚起するためにも、こういったシェアオフィス、サテライトオフィスはぜひ必要です。ですから、それを県外、あるいは東京近辺から呼び寄せるために、では、一体どういうPRをしたらいいかという1つあるけれど、その辺はどうなのですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) PRの手法については、まだまだこれからどういった取組をしていくのか練らなくてはいけない部分は多分にあります。1つは、先ほど少し県の取組を申し上げましたけれども、県のほうで、例えば、首都圏にある企業であったり、インターネットを活用したアンケートによって、興味のある企業を募集をしたり、アンケート調査をしております。そういった情報を得ること、また、今年度につきましては、県の東京事務所に島田市の職員が1名行っておりますので、そこの中でも話をしております。そういった東京での企業訪問したり、そういった情報の中を、私どもが連携をしながら得ていって、誘致に結びつけていくと。そういったところが主な考え方になってきますので、これまでサテライトオフィスの誘致の仕方の誘致資料みたいなものを移住みたいに作っていなかったのですが、そういったものも整備をしていきますので、そういった取組をまずきっかけにしながら、どういった分野に告知をしていけばいいのかというところを、またこれからも模索していきたいと考えています。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 前も提案したことがあるかもしれないけれど、お試し期間で2週間無料で使えるような、そういった施設の提供もある程度意味があるかなとは思うんだけど、その辺はどうですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 現在はまだお試しというところまで取り組めているところではないのですが、二、三年ぐらい前に、県の中部地域局のほうで、そういうお試しをやる場合の補助制度というものが一時期あったことがあります。そのときの状況を見ておりますと、その先にもう立地したいという気持ちがある中での事前にお試しをするというようなのが少し傾向としてはありました。ですので、そういった中では、やはり誘致に結びつけていくところが接点を増やしていくと、そういったところがまずは大事かなと思っておりますので、そういったところをしていきながら、あとは物件というものを私どもも提案できるようになっていかないといけないので、そういったところも少し情報収集をして、足場を固めていくというところをまずは取り組んでいきたいと思っております。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。ほかにございますか。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) すみません、ちょっと制度の確認なのですが、特にサテライトオフィスの考え方です。サテライトオフィスって、大体頭でイメージできるとは思うのですけれども、例えば、東京とか静岡に本社があって、そこにここから通うことなく、例えば、島田の駅前近いところでリモートによってその執務を行うというのがサテライトのイメージです。  今回、この補助金のメニューを見させていただいたときに、例えば、サテライトオフィスとは、支店とか支社を指すものではなくて、もっと小規模なものだよというようなネットの情報が定義としてあるのですけれども、これを見た場合、例えば、どこかの会社が島田にも支店を出したいよと言っても、対象になってしまうようなふうに見えるのですが、市が考えているサテライトオフィスというのはどういったもので、定義の中で今言った、単純に支店とかを出すよというところが補助対象に、僕はなるべきではないと思うのですけど、どういうふうにそこら辺を事業の中ですみ分けようとしているのか、考えをちょっと教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) サテライトオフィスにつきましては、まず従業員ということで、必ず専従者を除いて、整備した施設において従業員が1人以上就労していただくことというのは、まず最低要件として入ります。当初は2人以上ということも考えたのですが、中小企業・小規模企業振興推進会議の中で、ちょっと厳しいのではないかという御指摘を頂いたこともあり、まず1人以上というようなことをつけております。  あと、支店とか支社とかというところなのですが、基本的には、サテライトオフィスという定義をされていく中では、本社機能の一部を少し代行すると。例えば、経理事務であったりとか、人事労務であったりとか、そういった機能があるところというようなことが一般的にも言われております。ですので、そういったところをサテライトオフィスという定義の中には含めていきながら考えていきたいとは思っております。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) ということは、例えば営業のために、例えば市役所の仕事を請けるために、どこかの会社がここに事務所を開設するといった場合は、営業行為のみであって、人事の労務に関する給与計算とか、そういったことはやらないとすれば、それはここでいうサテライトオフィスには該当しないと。そういうところで、そこのすみ分けをしていくと。  リモートで仕事をするというようなことが条件になるのか、それとも、そこ単独で、本社とは仕事のネットワークがつながっていなくてもお仕事していても、本社の仕事をしていれば、その対象になるのか。そのあたりはどうですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) リモートでつながっているかどうかということは問いません。基本的には、そこは会社としての手法になってくると思いますので、サテライトオフィスという機能が満たされていれば補助対象にしたいということで考えております。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。では、ほかに。
     山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 下世話な話なのですが、サテライトで仕事をして、そこのところで収益が上がったときに、その本社が例えば静岡だとか東京にあった場合に、企業としての、要するに、法人の本社がそちらですと、収益がみんなそっちへ行ってしまうのではないですか。要するに、雇用ということだけ見れば、地元の人を雇用してくれるということで、ありがたいお話ですが、企業として大変利潤を上げて納税するときに、これ、KADODE OOIGAWAのときに、発言しましたが、よそに持っていかれちゃったのではつまらないなということなのですが、その辺の解釈はどうなのですか。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 本社の部分の収益という中では、本社のほうに幾分行くところはあると思いますが、やはりサテライトオフィスができているというところについては、そこの施設がまず使われますので、固定資産税の面では出てくると思いますし、償却資産もあれば、オフィスなのであまり償却資産はないかもしれませんが、そういった面での効果というものは出てくるのは考えられます。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) そうすると、確認ですが、結局、そこのところを非常に反映して、収益が上がった場合には、よそのほうにお金が行ってしまうということは考えられるわけね。要するに、本社のほうの決算のほうに組み込まれちゃうから、法人としての法人税については、そちらのほうに吸い込まれてしまう。つまり、島田に落ちてこないということになりかねないということを僕は心配しているのだけれども、そういうことはあり得るということなのですね。このサテライト。地元に根を根づかせて、新しい企業だったらいいのだけれども、サテライトというのは、ある意味、1つ中心があって、その周りを回っているのがサテライトなのでね。月が地球の周りを回っているサテライトですよ。というイメージで、このサテライトという言葉は使っているわけですから、本社のほうにその収益等が行ってしまった場合に、島田にその部分だけのお金は落ちないという解釈でいいのですね。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 税法のところになってはきますが、法人市民税もありますので、そういった中では、税の計算の中にはなりますけれども、本社のところに幾分行くというところはもちろんあろうかとは思います。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  では、重要案件以外の件について、企業誘致までですが、よろしいですか。では、次、行きます。  ないようでしたら、次に、歳出7款商工費1項4目観光費から1項6目温泉施設備品費までを審査します。予算に関する説明書は124ページから127ページまで、当初予算概要書は150ページから155ページまで、参考図面は258ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 観光課から1つ、蓬莱橋周辺整備事業に関わりまして補足説明をさせていただきたいと存じます。お手元に資料も配付させていただいているところでございますが、資料の説明に入る前に、この整備事業につきましては、国の「かわまちづくり支援制度」を受けており、最初に少しその支援制度について御説明させていただきたいと存じます。  この整備に当たり、「かわまちづくり支援制度」を活用させていただいておりますが、この制度は、川の空間とまちの空間を融合させて良好な空間を形成し、地域のにぎわい創出を目的とした取組であるというふうなところでございます。  この支援制度と併せまして、都市・地域再生等利用区域の指定を受けることによって、河川占用の条件が緩和され、民間事業者等によるカフェの出店、売店などの営業が可能となるというような制度でございます。  この支援制度と区域の設定を受けるためには、以前からお話をさせていただいています期間を定めた計画書としまして、「かわまちづくり計画」というものを作成しまして、国土交通省への登録申請を行い、そうした制度に合致したものであれば登録をされ、そうしますとハード・ソフト両面から国の支援を受けることができるというようなものになります。  ハード面における支援とは、市が今回のように整備する箇所を、国の予算におきまして地ならし的に基盤整備を行ってもらうとともに、その周辺の河川区域の利便性向上のための環境整備を受けたりするというようなことになります。  ソフト面における支援におきましては、かわまちづくりの実現に向けて必要となる調査、検討に係る連携や、イベントの開催時など本来制限されるようなことが緩和されたり、民間事業者が参入して営利目的の事業の展開が可能となることなどもございます。  こうした支援を受けつつ、これまで蓬莱橋周辺整備事業を実施してきているというようなものになります。  それでは、A3横のカラー刷りの蓬莱橋周辺整備事業と記載された資料を御覧いただきたいと存じます。カラー色で着色した部分が、令和3年度当初予算計上して整備を行おうとしている箇所となります。東西南北からすると、図面上が北で、ショッピングセンター側になります。下が南で、大井川となります。  まず、概要でございます。蓬莱橋左岸の整備につきましては、先ほど説明させていただいた大井川蓬莱地区かわまちづくり計画、整備計画と記載してありますが、整備計画期間となります。平成29年度から令和3年度までの5年間に基づき進めております。また、整備はもとより、かわまちづくり計画の策定の段階から、国土交通省との協議はもとより、自治会や各種団体などで構成する島田市大井川ミズベリング協議会の御意見を頂くなどして進めてまいりました。  記載はしてございません。この計画に基づく整備としましては、平成30年3月の蓬莱橋897.4茶屋の開業を振り出しに、今回整備しようとしている展望エリア部分、現在は勝海舟公の像が設置されている広場や蓬莱橋下流側の駐車場などの整備を行ってきたところです。  今年度は、この図面の記載のとおりの高水敷の整備に係る実施設計を含め、897.4茶屋のトイレの上流側にある句碑2基を番小屋前の勝海舟公の像の横への移設や、案内板等の設置を行ったところでございます。  令和3年度は、令和2年度の実施設計に基づいた高水敷等の整備、面積としては約1万2,000平米、予算額5,800万円をかけて整備予定としているところです。  整備費の財源内訳としましては、県の観光地域づくり整備事業費補助金、補助率は事業対象費の3分の1の1,930万円を活用するとともに、公共施設整備基金から3,000万円の繰り入れと、残り870万円の一般財源を予定しているところでございます。  具体的な整備は、大きく6つのエリアに分かれております。図面右上に記載から時計回りで少しお話をさせていただきたいと存じます。  展望エリア、これは堤防の天端の蓬莱橋番小屋の東側になります。ここはもともと広場としてありました、眺望を楽しみながら、897.4茶屋で購入した緑茶などを飲んで一息入れたり、写真を撮影することができるエリアとしていきたいと存じます。ハードの面とすれば、茶系の色の舗装だとか、あとは木製縁台の設置、あとは、その広場の北側、道路境の歩道境には、ツツジなどの植栽を予定しているところでございます。  次に、イベントエリアになります。これは下へ下りた高水敷の蓬莱橋下流側になります。ここでは、まさしくイベントという形になりますので、ブース出店だとか、あとはキッチンカーの乗り入れも可能とするようなイベントも開催できたらいいなと。例えば、軽トラ市だとか、そういったようなものも含まれるという状況になります。ハードとすれば、芝生の植栽、木製縁台の設置、これは簡易ステージにもなるような形で予定をしていきたいと考えています。ぼんぼり祭りや観月会等々、イベントをやられておりますので、こうしたステージの必要性も伺っておりますので、こうしたところでできたらいいのかなと考えているところです。さらに、駐車場からキッチンカーなどの乗り入れも可能とする場所としていきたいと考えております。  景色エリアでございます。これは高水敷の蓬莱橋直下の部分になります。全体が舗装がかかってしまって無機質的なものにならないような形も考えておりまして、蓬莱橋と河原が一体となった景色を楽しめるような、また集合写真も撮ることができるような場所としていきたいと思います。ここはハードの面とすれば、大井川の玉石敷きをしたり、砂利を目地とした、蓬莱橋と河原との一体感を演出するようなところにしていきたいと思っております。  次に、木陰エリアでございます。高水敷の、これは蓬莱橋の上流側の部分になります。ピクニックだとか休憩をするような場所というふうに予定をしているところです。既存の木の活用をしたり、木の周りに芝生の植栽をしていきたいと考えているところです。  次に、散策路でございます。これも同じ高水敷の蓬莱橋上流側になりますが、踏み心地を楽しみながら散策してもらえるような場所になればいいかなと思っております。既存の砂利を利用するとともに、自然な感じの玉石縁石を境に設置をしていきたいなと思っているところです。  次に、小山エリアです。やはりこれも高水敷の木陰エリアの上流側になります。子供たち、老若男女が走り回って遊ぶ場所になってもらえればと思います。大井川の緩やかなイメージの小山の設置だとか、芝生の植栽だとかをしまして、キッズバイクを書かせていただいていますが、いろいろなことで遊んでもらったりすることができるような場所にしていきたいと考えているところです。  以上が、市で行おうとしている整備内容となります。  さらに、国で現在実施中で、引き続き次年度においても実施する基盤整備工事を、左側に参考として記載させていただいてございます。  ①としまして、この区域の一番左側、色が着いていない部分の少し細長くなったところでございますが、多目的用途の広場、これは臨時駐車場とか、いろいろなことに使えるような場所にしていくような形で整備をする予定になっております。  ②として、蓬莱橋上流側へ4か所の階段と、今、仮の坂路がございますが、坂路を整備していくという予定になっております。  ③として、堤防のすぐ下に、国土交通省で管理をするためには、やはり管理路というものが必要になるということで、堤防沿いに管理道路が出てくるという形です。  ④としまして、蓬莱橋下流側へスロープの整備ということになります。これは歩行者用のものと考えていただければと思っているところでございます。  ⑤としまして、県道北側の、現在第一駐車場と言っておりますけれども、その横の築山の一部を撤去するというようなことを、国土交通省において整備を予定されているということを伺っているところでございます。  その他として、河川の自由利用の範囲で利用を検討しているということで、直火でないバーベキューなどが可能と記載させていただいております。これは先ほど民間事業者が参入することができますというような部分の中で、いろいろ市が管理する部分については、今言った民間事業者だとか、地元住民だとか、団体に運営を委ねることも可能となりますので、民間事業者との連携も視野に入れていきたいという考えで、車の乗り入れ、さらにバーベキューなどができたりするなど、アウトドア空間としてのイベントの開催ができないかを模索していきたいという考えの下、記載をさせていただいたというところでございます。  以上、蓬莱橋周辺整備事業に関して御説明させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(齊藤和人) ありがとうございました。すみません。ちょうどお昼になりますので、暫時休憩をしたいと思います。                                休憩 午後0時00分                                再開 午後1時01分 ○委員長(齊藤和人) 休憩前に引き続きまして、会議を再開します。 松本文化資源活用課長、いらっしゃいますか。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) はい。 ○委員長(齊藤和人) 補足説明があればお願いします。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) お願いします。  文化資源活用課から、令和3年度当初予算、川越し街道賑わい創出事業につきまして、補足で御説明をさせていただきます。  資料につきましては、A4の両面の1枚のものになります。先ほどの蓬莱橋の周辺整備事業と一緒にくっついていたものになります。  川越し街道賑わい創出事業につきましては、令和2年6月の常任委員会で少し川越し街道賑わい創出基礎調査ですとか、川越し街道賑わい創出コンサルティング事業業務委託の方向性などについて御報告をさせていただきました。令和3年度はこれらに基づきまして、事業を進めてまいりたいと思います。  文化資源活用課で、令和3年度当初予算計上したものは、(1)にありますように、川越し街道賑わい創出デザイン委託、川越し街道水路清掃業務委託、朝顔の松公園活用備品購入、その他活用のための施設等の補修費でございます。  裏面の図面は、活用可能性の高い市の土地や建物と、歴史的な価値があるが活用し切れていない民地を①から⑧まで示してございます。赤で囲んだところが史跡指定範囲、黄色で塗ってあるところが事業に関する市の施設でございます。また、青く楕円で囲んだ部分が今回デザイン委託をする範囲として予定をしております。中の黄色く楕円で囲んだ範囲は、今回水路清掃委託をする箇所でございます。  川越し街道賑わい創出デザイン委託は、川越し街道の歴史的景観保護を踏まえて、令和2年度に行いました(3)の1と2にございますような、川越し街道賑わい創出事業基礎調査と川越し街道賑わい創出コンサルティング事業の結果を基に、街道の全体的な機能や修景などを具体的にデザインして、カラー舗装や統一的なサイン、水路や植栽、照明、また、物販などの商業施設などを配置して、賑わいを創出するためのデザインをしていく予定でございます。  川越し街道水路清掃業務委託は、現在よどんでしまっていて泥がたまってしまっている街道の水路につきまして、当初は玉石が埋め込んであって美しい水路であったということですので、清掃して美しさを取り戻すということをしたいと思います。  朝顔の松公園活用備品購入については、公園を有効活用していくために、テーブルや椅子、倉庫、テントなどを購入して、定期的にイベント、例えば、マルシェなどを開催するための備品購入費です。  これは、現在和菓子バルですとか、博物館の無料開放などのイベントがございますが、このほかにも地元自治会や商業者にも活用していただきたいと考えております。  その他といたしまして、これまでも番宿を活用して賑わいを得るために補修をしておりましたけれども、令和3年度は十番宿の畳や襖の張り替えなどを行う予定です。  (4)の令和3年度事業予定のうちの4の博物館分館リノベーション事業につきましては、当初予算では計上してございませんが、地方創生拠点整備交付金を活用したいために、今後対応を行いたいと考えております。  以下、他課関連事業として、5の都市政策課の建築物等の色彩調査、6の建設課の朝顔の松公園清掃等整備と、7の地元要望道路の整備、8の水道課・すぐやる課の水道管敷設替え工事につきましても、川越し街道賑わい創出事業として横断的に協力しながら行っていきます。  補足といたしまして、令和4年度以降は、(5)に記載しましたように、川越し茶屋リノベーション事業、川越し街道街路外構等工事を予定しております。  また、川越遺跡を管理している博物館課や川越遺跡整備委員会、博物館協議会に相談をし、お知恵を借りながら進めてまいります。  以上、文化資源活用課から御説明申し上げました。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。また、重要案件である7款1項4目観光費、蓬莱橋周辺整理事業、川越し街道賑わい創出事業が含まれておりますので、慎重に審査をしていただきますようお願いいたします。  大関委員。 ◆委員(大関衣世) それでは、今委員長からお話がありましたとおり、重点に審査していきたいという事業になっているのが、蓬莱橋の事業と、それから、川越し街道の事業になります。  まず、いずれも市の実施計画の中の6大プロジェクト関連予算ということで、観光で稼ぐ関連事業の中に入っている賑わいの事業の2つであるということと、さらなるいまだかつてない賑わいを創出してもらうことを期待しながら、この委員会で取り上げていこうというのが重要案件に取り上げた背景でございます。  まず、蓬莱橋周辺整備事業のことについて少し伺っていきたいと思います。御提示いただいたA3の図面の入った資料がございます。なかなか897.4茶屋から伸びている土手のところに上がらないと下がどのような感じになっているのか見えなかったものですから、現場を見てまいりまして、このように広くなっているのだなということを感じながら現場も見てまいりました。まだ整備の最中ですので、殺風景な感じでありましたけれども、もともと自生している木が、この高水敷というところに生えているものがあって、それは残しながら後のところを植栽したりとか、石を置いたりということで、上物の整備を考えているのかなというふうに思っています。  観光課長からお話がありましたとおり、平らにする部分については国交省のところで既に整備をしている事業であって、その上について有効活用できるようなものを考えているというのがこの事業の内容かなというふうに思っております。  いろいろな意味で、ソフトの面では規制が緩和されて利用しやすくなったというところもあろうかと思いますけれども、少し確認をさせていただきたいのは、令和2年度は高水敷等の整備に係る実施計画が終わって、この高水敷というところですけれども、水が流れている川から土手までの間のことを言うのかなというふうに思いますけれども、そこのところ、それでいいのかと言ったら変ですけれども、ちょっと調べましたら、高水敷、それから、もう1つ、低水敷という表記があったと思うのですけれども、その辺のお話を少し聞かせていただけたらと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 私も技術屋ではないものですから、調べたなりの、承知している限りのものに関して説明をさせていただきますが、今日、工事を実際やる場合に関しては、建設課に委託するという形になるものですから、またその後建設課長からも補足があるかもしれませんけれども、先にちょっとお話しさせていただきたいと思います。  まず、河川法の中で定められている河川区域というのは、堤防敷と高水敷と低水敷と、この3つに分かれているということを確認させていただいています。そのうち、河川敷とよく言われていますのが、高水敷と低水敷に対する総称であるというふうに聞いております。ですから、さっき3つ言ったもののうち、堤防敷と、あとは、河川敷と、そういったものが2つあるというふうに認識しています。  それで、そのうちの低水敷につきましては、常時水が流れている部分を言うというふうに思われています。さらに、マラソンコースから上の部分、堤防みたいになっているところがあるのですけれども、そこから上が、これから工事をしようとしている大井川マラソンコースだとか、これから工事をしようとする部分が高水敷というような形です。さらに、897.4茶屋のほうへ上がっていく、坂が下がっている形で敷がありますけれども、それが堤防敷と、そういうようなことで理解をしているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 大関委員。 ◆委員(大関衣世) ありがとうございました。まだ何もないような状態ですけれども、随分広い敷地の整備になるなというふうに思いますし、これは何よりも大井川ミズベリング協議会様、それから、地元の自治会や、それから、蓬莱橋で行われるぼんぼり祭り等を主催されている皆様の御意見を様々伺いながら進めていくということは、大変地元の皆様の御意見も反映しながら賑わいを創出していくという部分で、理想的な形だなというふうに思っています。  いろいろな形で皆さんが親しみやすいような場所になっていくということがうれしいところでありますけれども、どうでしょう、ここのところは基本的には河原という認識になると思いますので、何かこう、あまりこう、固定した建物だとか、柱だとかというものを建てられないというようなイメージがあります。その辺の設置するものの規定とかということについてはどのようなお考えでこのエリアを進められたかというのはいかがでしょうか。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) おっしゃるとおりで、河川法におきまして、河川区域の中には本来的には水が流れる部分で、先ほど申し上げませんでした、通常低水敷に関しては水が流れているところで、高水敷は水がたくさん出るときにはそこをざっーと水が流れるところなのですよという部分になるものですから、河川敷というふうに総称して言っているという状況になります。  そうしたときに、国土交通省とすれば、河川敷にいろいろなものが建っていたりだとか、障害となるものに関して、川の中にあるというのは非常にいただけない話だというような状況になります。仮に流れたときの状況もあるだろうというふうに思います。本来はここには何もつけてくれるなというようなことが条件であるのですけれども、それでも、例えば、木があったりとかしますけれども、木も本来的には取っていきたいというような考えもあります。  さらに、下には現状句碑とか記念碑があったりとかするのですけれども、そうしたものは全て駄目ではないよというような言い方をしておりまして、さらに、例でいきますと、野球場とかサッカー場なんかにも、サッカーのゴールがあったりだとか、ソフトボール場だとか野球場には防球ネットがあったりだとかしていますけれども、そうしたものも本来は永久的に設置することはできないと。だけれども、洪水で水が出ますよといったときにはそれを取り除くことができるようなことにしておきなさいよとか、あとは、倒すことができますよとか、そうしたような条件は付されていると。現状の横井運動公園などは、全て寝かせたりだとか、取り外しができたりだとか、撤去したりすることができるというものが設置をされているというふうに認識していただければなと思います。  そうした中で、句碑等については、なかなか取れないものになるのですけれども、50センチ以下のものであれば、何らかの許可をいただければ設置はできますよというようなことになっているというふうに聞いておりまして、そういったようなことを踏まえながら整備をさせていただいていると。  木に関しても、もともとここのところはすごく生い茂っていたものになります。基盤整備をやっていただく際に、全て撤去をしたいというような意向が示されたのですけれども、やはり今後の整備としては、木陰の散策エリアとか、こういったような計画をしているもので、全ては取り除かないで、ある程度の分は残してほしいというような要望をさせていただいて、現状に至っているというようなことになります。そうしたものを生かしながら整備をしていきたいなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◆委員(大関衣世) 結構です。ありがとうございました。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。皆さん、ほかにございますか。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 川越し街道賑わい創出事業についてお聞きします。  この裏の地図なんて見るとね、大分いろいろな予算を使ってきて、大分立派になってきたと私は思います。それに加えて、輦台越しは今どうなっているか、お伺いしたいと思います。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) 輦台越し保存会等のお話になりますと、教育委員会のほうが詳しいかと思いますけれども、現在自治会のほうにこちらの街道の賑わい創出の関係で御説明をしに上がったときにも、地域の団体ということで活躍されているということで、こちらのほうも説明をさせていただいてはおります。  イベント等々にはいつも御協力をいただいております。輦台越し保存会の中の詳しい部分については、申し訳ありませんが、うちのほうでは情報を持っていません。申し訳ありません。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) これ立派に川越し街道のあれがだんだんできてくるというと、ひとつこちらも川越し街道賑わい創出事業のほうと教育委員会と合体になって、どうにかやれるようになるように努力をしてもらいたいと思います。  なぜかというと、古い映画を見ても、大井川の輦台越し、結構出るのですよ。それで、朝鮮通信使もここを渡って有名だし、日本全国へ川越し、輦台越し、これを広める。私も保存会の人と話ししたことがあるけれども、年古くなったと、予算がないとか、いろいろありますが、大学生を使って、六尺では恥ずかしいといえば、白い短パンという、短パンというか、その上へしてもいいのだから、どうにか輦台越しのほうも、年に一度とか、2年に一度でもいいから、大井川の水をこちらに流すのちょこっと変えて、そんなたくさんなくてもいいから、街道をずっと歩いて、やって歩いて、大井川をちょっこと行って、Uターンして帰ってくるというようなの、知恵を絞ればできると思います、そんな金かけなくても。これだけ川越しフェアとか、いろいろお金かけて賑わいができてきたら、そのような輦台越しも2つで考えて、どうにか今後前向きに行ってもらいたいと思います。  以上です。
    ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) ありがとうございます。先ほどイベントには御協力をいただいているというお話をさせていただいたのですが、各イベントに輦台越し保存会に関連して、イケメンふんどし隊という若い人たちの隊がイベントに参加したりはしています。  うちのほうで少し関係してくるのが、博物館の本館のほうのリニューアルを基礎調査の中で提案をさせていただいています。その中で、博物館の事業になりますけれども、リニューアルの計画に輦台のほうを盛り込んでいくというお話は聞いておりますので、ぜひ、今御意見いただいたように、輦台越しも盛り上げていきたいと思います。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 蓬莱橋のほうの話にちょっと戻ります。ここのところの高水敷の整備は、令和3年度に整備が行われるということで解釈しますが、それ以降のここのところのメンテナンス、草刈りですとか、その辺は、これよりも上流に野球場等があって、サッカー場なんかもあって、草刈りなんかもやっている業者さんがここのところをやるのか、あるいは、897.4茶屋の方々がここのところを整備するのか、はたまたほかの方が整備するのか。特に心配するのは、みんながここに来てもらって、やはりきれいになってないといけないと思うのですよ。特に大水、年に1回ぐらい水に浸かることあるのです。恐らくその水が引いた後は玉砂利なんかももう泥だらけになっていると思うのです。そうすると、何だよこれということになるもので、やはりほかの河川敷の草刈りだけやればいいという問題ではなくて、きれいに掃除もする必要があるとなると、ここのところの作業は誰がやるのかなということありますが、その辺の計画はどうなっていますか。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) ありがとうございます。その辺も私ども懸念材料であります。少しちょっと先の話になる、この後の話になってしまうのですが、実はこの後の常任委員会におきまして、右岸側のかわまちづくり計画に関してお話をさせていただく予定でおります。そうした中で、左岸側は左岸側でこういった計画を作って、右岸側にも計画を作って行うという形で国土交通省と協議をさせていただいていく中で、右岸側の新しい計画を作るに当たって、社会実験的なものを実施して、いろいろなことを検証、皆様方との御意見をいただきながら整備をすることとともに、どういうふうに運営をしていくかというところもちょっと御議論いただきたいなというふうに思っているということで、民間事業者との連携という部分が非常に重要かなというふうに運営に関しては考えているところでございます。  そうした中で、左岸側に関しても、令和3年度に整備が終わって、その後に関しては、今おっしゃっていただいたように、一般的な野球場だとかサッカー場を、指定管理で担っている業者に管理をお願いしていくのか、蓬莱橋の897.4茶屋を運営している観光協会に全てを委ねて運営を任せる、あとは、連携事業者、民間事業者に参入をしていただいて、そうした部分に関してメンテナンスを行ってもらうか。あとは、委ね方としても、一般的な委託管理でしていくなのか、指定管理として、行政財産として、公の施設として位置づけをして、指定管理としてやっていくかというところを、この1年の中で社会実験をやりながら検討させていただいて、結論を出していきたいなというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 分かりました。その管理の方法についてはまた今後の検討材料ということで、この蓬莱橋と川越し街道の、この2つが近いようでちょっと遠いし、遠いようで近いしということで、これからここのところを1つの観光スポットに位置づけるのに、これを関連するような動きの動線の管理といいますか、その辺の計画というのはどうしますか。あるいは、両方とも同じようなお祭りをやって、両方行ってもらうような企画をするとか、そのような工夫もありかなと思うのですが、そのような計画はどのようになっていますか。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) ありがとうございます。もう少しちょっと大きな話をさせていただくと、観光戦略プランを今作成させていただいて、終了する予定になっております。そうした中で、島田市の弱い部分はどこなのだろうといったときの1つとして、二次交通の部分に関して、A地点からB地点に行くというところの部分に関しては非常に弱い状況かなというふうなことで、課題として整理をさせていただいているところです。そうしたときに、バスがないところだとか、全く単純に徒歩だけで行かないといけない部分だとか、そうしたようなところもあるだろうというふうに思っております。現状そうしたようなことの課題を抽出させていただいております。  来年度ここの観光費の予算の中に、総合戦略推進事業というものがございます。その中で、体験型のコンテンツの造成をしていく開発だとか、ブラッシュアップをしていきたいというふうに考えていまして、委託事業として計上させていただいていますけれども、そうした観光コンテンツの造成をする中で、具体的に、例えば、現状でいくと、着物を着て体験をしましょうとか、いろいろな事業が体験のものはあるのですけれども、そうした体験コンテンツを造成する際に、しっかりと足の部分、公共交通、移動の部分に関してもコンテンツの中に入れさせていただいて、そうしたときに、ここからここに行くにはこのコンテンツを使えばまたそこには行けますよとか、そうしたような足の確保の部分まで具体的に明示をさせていただいて観光商品の造成をしていきたいなというふうに考えておりまして、そうしたところでまずは取り組んでみたいなというふうに考えているところでございます。  実際イベントはイベントでやらせていただきたいというふうに思っています、それぞれ。ただ、移動に関しての課題は少し残ってくるかなというふうに思うのですけれども、いろいろな造成をすることによって移動手段の確保ができたらいいなというふうに考えているところだというふうに思います。  以上でございます。 ◆委員(山本孝夫) いいです。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  ほかにありますか。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 引き続き蓬莱橋周辺整備についてお伺いいたします。  いただいた図面は令和2年度の実施設計が完了ということでの図面ですけれども、私も山本委員と同様に、施設ができた後の管理が気になるところです。あまり事例として紹介するのはあれなのですけれども、川越広場のところに東海道五十三次の碑を建てて整備した広場がありますけれども、あそこもはたから見ると中から草が生えたりして、整備にすごく手間がかかるようなことで、なかなか利活用も思うようにいかなくて、掃除するための公園みたいなふうに見えたりすることもあって、そうなることが大変懸念されます。  そういった中でお伺いしたいのは、ここの設計をするについて、その後のメンテナンスを容易にして、事後の経費負担が生じないように工夫された点等があればお教えいただきたいのと、あと、整備するこの場所が蓬莱橋を核としたところですので、ある意味歴史的なものもあるものですから、あまり近代化されるような公園というのもそぐわないのではないのかなと思いますので、そういった点をどのように配慮したかということを設計の中でどのように工夫されたかをちょっとお伺いします。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) やはり見ていただくと、緑の部分が多いかと思います。その部分はやはり芝生というような形になりますので、芝生もいろいろな種類のものがあるというようなことを伺っております。できれば、予算のこともあるかもしれませんけれども、非常に雑草に強い芝生があるということでありますので、そうしたものを極力入れていきたいというようなことを考えております。  そして、ちょっとお待ちください。 ◆委員(藤本善男) 歴史的な景観を保つために工夫されているようなことはございますか。 ◎観光課長(佐藤修) ちょっとその前にもう少し何かあるかなと思って。 ◆委員(藤本善男) それを思い出して。 ◎観光課長(佐藤修) 先ほども少しちょっと、すみません、お話しさせていただきましたけれども、やはり無機質になるのは非常に嫌だなというふうに思ったところなので、大井川の石をうまく使ったあしらいにしていきたいなというようなところがあります。  あと、近代化等々、歴史、文化というようなところでいくと、やはり整備をするに当たっては、県の観光事業の補助金を活用していくというようなお話しさせていただきました。その際に、県からの条件として、景観アドバイザーからのアドバイスをもらってほしいというようなことがございました。  そうした中で、やはり同じようなことをおっしゃられまして、あまり近代的なものというか、歴史、文化にそぐわないものに関しては少し抵抗があるのではないかというようなことで、そうしたところの部分についてアドバイスをしてていただきながら、今のような設計に落とし込んでいったというような経過がございます。  ちょっと具体的なものはあまり申し上げられないです。大変恐縮でございますけれども、1つ言うと、看板等に関しても、そのもの、例えば、句碑等の観光案内を分かるようにしていきたいなというふうに思ったとしても、その横に設置をするのではなくて、やはり景観を配慮していくと、もう少し建物に近いところだとか、建物に設置すべきだとか、そうしたようなところを御意見いただきながら処理をさせていただいたというようなところになります。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今のお話大変よく分かりました。そういったところ大切にしていただきたいと思います。また、活用する財源の中から、そういった適切なアドバイスを受けるようにというお話があったことは承知しました。その関係で、事業費のほうではないのですが、少し関連するということをお伺いしたいのですが、財源として活用される中に、公共施設の整備基金がございます。公共施設の整備基金の条例では、そのお金を使えるのは市の公共施設の整備ということになっています。一般的には、建物であったり、道路であったりというのが普通の概念で、公園というのもあるかと思いますが、ここの施設整備する事業が蓬莱橋周辺整備事業ということで、公共施設としての位置づけが少し明確ではないのかなというふうに思います。広い意味で言えば、ここは大井川緑地という公共施設という言い方もできますけれども、ここの範囲を公共施設として定める定義づけもないと、この基金を使うのに適切なのかなという疑問があるわけですが、この点についてはどのようなお考えでこの基金の活用を検討されたか、そこの点をお伺いしたいと思います。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) やはり区域がしっかり定めた中で、このかわまちづくり計画というものは進めさせていただいているという状況になります。となりますと、国と市との役割分担を踏まえながらこうしたような整備を進めさせていただいているという状況になりますので、先ほどの前の質問にもございました、管理運営どうしていくのかというようなところになっていったときの位置づけとして、やはりここは市がお金を投入して、公の施設、公の施設というか、公共施設だというような位置づけをして、今後も管理運営していきたいなというふうに思います。運営は、先ほど言ったような形で、どうなるかというところを議論していきたいなというふうに思っておりますので、もともとはやはり公共施設というような位置づけを持って今まで進めさせていただいていたというような理解で、財政当局においてもそうした理解でこの公共施設基金を投入するというようなことになったというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 最後になりますけれども、施設名は何という施設名で呼べばいいですか。特にないようでしたら、これは周辺整備とかそういうことではなくて、そこのエリアを指す名称を設定していただくのが適切かなと思いますので、御検討いただければと思います。  以上です。 ◆委員(山本孝夫) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) ここの蓬莱橋の周辺一帯は、建設課の公園ではないのですけれども、観光課が公園施設として国土交通省から占用を受けているということで、蓬莱橋公園という名前にたしかなっていたと思います。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。 ◆委員(藤本善男) はい、以上です。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) まず、川越し街道の件ですけれども、この事業の今後のスケジュールをちょっと教えていただけますか。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) 今年度は、そちらに記入してあります、令和3年度はデザイン委託、水路清掃の業務委託で、朝顔の松公園の活用の備品購入をしていきます。来年度以降につきましてですけれども、川越し茶屋のリノベーション事業ですとか、川越し街道の路盤、外構等の整備工事を行っていきたいと思います。  その前に、申し訳ありません、博物館の分館、旧桜井邸のリノベーション事業を令和3年度に予定をしています。ただ、事業に入るのはおそらく令和4年度ということになるかと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) ここの川越し街道、この前の和菓子バル、去年もやりましたけれども、ここ10年ぐらいの観光客の推移は分かりますか、どのくらい来ているかというのは。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) すみません、今数字を確認しておりますので、後ほど回答いたしたいと思います。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それで、博物館の入館もそれほど多くはないのですよ。この川越し街道は国の指定なもので、補助金、国の規制があって、なかなか今まで手をつけられなかったというのが現状だと思います。今回こういうふうにして、創出事業で、民間とタッグを組んでやるということで、それは非常に私は歓迎しているのだけれども、ただ、ここに書いてあるように、宿泊施設、飲食施設、今後設置していく予定ですね。この成果指標というか、どの程度のものを目指しているのか。例えば、今1万人か2万人ぐらいしか来ない観光客を、10万人とか20万人に上げていくのだよという、それが目的なのか、それとも、ここへ、この川越し街道を整備して、取りあえず古い歴史的な遺産を残していこうという考えなのか、その辺はどういうふうに担当としては考えているのか、その辺を聞きたいのです。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) 宿泊施設ですとか、飲食施設がどれぐらいかということですけれども、今運営した場合の収支予算の積算までもコンサルティングのほうで、業務委託を行っていまして、そこで数字的なものも出てくる予定になっております。  川越し街道の整備が保存していくために賑わいを創出するのかというお話ですけれども、もちろん保存ですとか、これから後世に残していくというのも必要なことになりますので、それもありますし、要は、賑わいをここで創出して、いろいろな方々に、ハードルを下げて、川越し街道、川越しの遺跡というものが、日本で唯一の交通史跡でありますので、どんなにすばらしいものを島田市で持っているのかというのを全国的に知らしめるというためにも、ハードルを落として誘客をしなければいけないと思っています。  今、目標人数が10万人なのかということですけれども、そこまでの人数の目標値はまだ設定されていませんけれども、ここを全国に知らしめる、整備、保存も目標にしていくという点で、両方ともやっていかなければならない事業だと考えております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) そういう計画なら、例えば、何年までに、荷縄屋とか、そば屋とか、九番宿とか、口取宿、塚本邸だとかいろいろありますね。これを何年までに保存、整備して、民間と公民連携をやっていく、これ何年度ぐらいまでに完成したいとか、その辺の目標値はありますか。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) 令和5年度にいろいろなものをオープンさせたいと考えております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) そうすると、十番宿とか、この辺の整備はそこまでに全部終えるということでいいですか。今そば屋とか、六番宿とか、荷縄屋さんとか、いろいろありますね。その売却したい人も何かいろいろちらちら聞いているけれども、この辺も全部民間で整備して、市のほうで買取りするわけではないので、もう、前は買ってもらったこともあるのだけれども、市のほうで、国のほうで、それがもうできなくなったという話を聞いているもので、その辺も全部民間にお任せして、この辺の宿を保存していくつもりなのかどうか。 ○委員長(齊藤和人) 松本文化資源活用課長。 ◎文化資源活用課長(松本知保美) 図面で御説明させていただきますと、現在のところ①から⑧の部分を令和5年度までにオープンさせたいと思っています。十番宿ですとか、二番宿というところにつきましては、賑わい創出のこの事業のほうで手をつけるということはいたしません。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) よく分からないけれども。それで、次に、蓬莱橋だけれども、この面積1万2,000平米ですね、全体の面積、それぞれパーツ分かれているけれども、いつも市のやることは、どのような事業をやるにしても中途半端なのです。大きいでもなく、小さくでもないという、見たら何だ、このようなものかというふうに言われてきた、ずっと、何を作るにしても。それぞれパーツを見て、例えば、木陰エリアとか散策路、小山エリア、このようなものでここへ来た人が満足してくれるのか。満足してくれればいいのです。これ作って、何、このようなちゃちなと言われないようにしてもらいたいのです。課長、課長に言うのちょっと酷だけれども。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 御意見ありがとうございます。まず、ここの河川区域に関しては、派手なものはやはり、先ほど河川法に基づいての制限があるよというようなお話をさせていただいておりまして、その後の展開としては、どこで勝負するかというと、ソフトで勝負だというふうに考えているところです。  そうしたときに、市がソフト施策は非常に弱いというふうに考えておりますので、民間事業者にいろいろ相談させていただきながら、知恵を絞った内容で、ここで盛り上がるよう、賑わいの創出ができたらいいなというふうに思っているところでございます。  あとは、観光戦略プランの中でもお話しさせていただいておりますけれども、回遊性をやはり求めていきたいなというふうに思っているところです。ここへ来たら、次は、では、伊太田代のゆめ・みらいパークに行ってみようかなとか、では、最後には、KADODE OOIGAWAへ行って何かしようかなとか、もっと行けば、川根のほうへ、流域へ進んでいこうかなとかということで、回遊性を求めていくような部分というのも1つ大事なところかなというふうに押さえをさせていただいているところでございます。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 昔、北川産業部長がいらっしゃるときに、リバティ構想をフラワーパーク構想にしたらどうかと。花を植えて、全部、河川敷を整備して、何キロ、何十キロ、けんもほろろに断られたけれども、要は、こういうものを作るより、河川敷全体を整備するのだよ。1キロ、2キロ、10キロ散策できるようにすればいいのだよ。花をめでるために。浜松のフラワーパークではないけれども、あそこ何回も行きました、女房が花が好きなもので。そういうふうに発想を変えてもらいたいのだよ。どこそこを整備するのに、ちまちましたものを作るのではなくて、リバティ構想、マラソンでみんなここ練習しているでしょう。それと連動して、ここに散策路、このようなちっぽけな散策路とか、キッズパーク、バイクで遊んだら飛び出してしまうよ、バイクで、すぐ飽きてしまうよ、飽きる。それよりもっと大胆不敵に整備をしてもらいたのだよ。5,800万円ではなくて、倍かけて、どうですか。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 再度の御意見ありがとうございます。気持ちはそういう向きで行きたいなと思いますけれども、やはりを自分たちの考えとしますと、スケールが小さいかなというふうには思うのですけれども、やはり1万2,000平米というのは持ってみると非常に大き過ぎたなという印象はあります。なのですけれども、やはりここを活用して賑わいの創出を求めていきたいなというふうに思っているところで、この案を示させていただいたというところです。  今例示をしてお話をいただきました。自分たちも花の部分とか、こういうようなところを入れていきたいなというふうに思っていました。さらに、マラソンコースとはちょっと別、所管は別になりますので、マラソンコースにおいても、ところどころ今現在は花壇が配置されているというところで、これをずっと20キロぐらい、18キロですか、花壇があって、お花をめでるというような部分があってもいいのかなというふうに思うところであります。  ここの区域の中でのお花の部分に関しては、今おっしゃっていただいたような、全てではないかもしれませんけれども、考慮することができるかなというふうに思っておりますので、御意見として賜りたいなというふうに思っているところです。  それと、もう1つ、ネガティブな話になってしまうのかもしれません、ここでもやはりお花ということで、花壇等を設置してやっていこうではないかというようなお話もさせていただいたところだったのですけれども、以前まではここに花壇がありました。いろいろな方に管理をしていただいたというところだったのですけれども、花の会の方だとか、そういうような方に、ボランティアでというようなところが悪かったのかもしれませんけれども、やはり長続きしなかったというか、人材の育成というような部分が欠けていたかなというところで、花の会も解散されてしまって、面倒を見ていただく方がいらっしゃらなくなってしまったというところがございますので、ただ単に民間事業者に委ねるというような部分もなかなか難しいところだと思うのですけれども、人材の育成という部分に関しても、視点を持って、こうした整備のところの管理運営の部分に関しても入れていかないといけない、考慮していかないといけない部分かなというふうに思う次第であります。  ちょっと答えになっていないかもしれませんけれども、こうしたような考えを持って進めさせていただきたいなというふうに思う次第です。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。 ◆委員(福田正男) いいです。 ○委員長(齊藤和人) では、重要案件以外の件についてはいかがでしょうか。温泉施設、よろしいですか。  菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 先ほど蓬莱橋の周辺の名前についてということで、蓬莱橋公園という名前を言ったのですけれども、訂正させてもらいます。蓬莱橋小公園という名前で国交省のほうから占用を受けています。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 区域的には今の石碑があるところ、蓬莱橋を挟んで上流側の木かげエリア、ここら辺まで区域的には入っているのですけれども、今の状況で。それが今回は、今度は木かげエリアにプラスして散策路と小山エリアが加わるという形になります。これが小公園という名前にふさわしいかどうか分からないですから、そのときにはまた検討して、多分小公園ではない、蓬莱橋公園という名前に変えると思いますけれども、今の段階では小公園です。 ○委員長(齊藤和人) ほかにはよろしいですか。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 先ほど福田委員から、川越し街道の入り込みというか、入場客数に関して御質問いただいたのですけれども、観光課としてというか、市として、街道に関して人数が何人来ているかというところの把握はしておりません。大変恐縮でございますが、何かこれから数字を申し上げ、提示をさせていただくとなると、やはり博物館の本館とか分館の来館者数というようなのが数値になってくるかなというふうに思う次第です。
     さらに整備が進んでいけば、その施設の入り込みというのが分かってくるかと思いますので、その指標値をこれからそれ以降は基にして推移を見ていきたいなというふうに考えるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 大関委員、ありますか。 ◆委員(大関衣世) すみません、最後に1つだけちょっと教えていただきたいのですが、蓬莱橋の周辺整備の関連で、観光客の駐車場はこの絵の道路より北側の部分のちょうど楕円形の半分くらいのところになってくると思うのですけれども、皆さんそこのところをずっと道沿いに歩いて、897.4茶屋の前の横断歩道を信号を渡って来るんですけれども、ちょっと危ないからなのだなと思ったのですけれども、この駐車場から真っすぐそのまま道を渡るような横断歩道とか何とかはできないですね、きっと。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) そうですね、まず、現状からいくと、駐車場に関しましては、今おっしゃっていただいたところは第1駐車場と、⑤と書いた小山のところの左側が一般車両と、その横にもう少し長く線が引かれているところが大型バスの駐車場というような状況になっているところでございます。  やはりこの道路に関しましては、897.4茶屋のところに交差点もあって、信号機もあるというような状況になっていて、非常に近い距離になりますので、ここに横断歩道を設置するのはなかなか難しいかなというふうに考えているところです。  ということで、そういうような方もいらっしゃるものですから、⑤の小山のところの部分が、非常に視界が悪くなっていましたので、ここの小山の土を撤去していただけるというような状況になりまして、駐車場から降りたときに、そこに視線が確保されるかなというふうに思いますので、まずは交通ルールを守っていただければなというふうに思っているところです。  さらに、⑤番のところの部分を取り除いたときに、この第1駐車場の有りようを少し改修できないかどうかというところも視野に入れさせていただいているところです。これは国土交通省との協議という形になりますので、どういう形になるのかは分からないのですけれども、もう少し駐車場を増やしたり、⑤と数字を書いたほうに寄せることができたりとか、そうしたようなこともしていきたいなというふうには視野に入れさせていただいているところです。  歩行の関係だとか、歩行者の通路とか、車の進入に関しては、なかなかやはり難しい状況かなというふうに思っております。こちら側に、県道側に車の出入口を設けるとか、そういうのは難しいかなというふうに思っているところで、現状の形を維持しながら機能性の向上を高めていきたいなというふうに思っているところです。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 大関委員。 ◆委員(大関衣世) ありがとうございます。だとしたら、やはり駐車場から近いとはいえ、直接土手のほうに来れないような何か工夫とか、あるいは、緑になった土手の下のところから、2番、4つある階段を上がって、直接向こうの駐車場に行けないようなという、そのようなことも安全上大事かなというふうに今思いました。よろしくお願いいたします。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) ありがとうございます。そうした危険性をやはり取り除くということ、重要かなというふうに思います。御意見として賜らせていただいて、検討させていただきたいなというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 関連して、ここのイベント広場の下流側、この下流側が駐車場ですね。それから、今度の整備する上流側のここを駐車場として整備するんでしょう。全部で何台ぐらい整備、駐車場台数になりますか。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 今御指摘いただいたイベントエリアの下流側の駐車場はもう既に完成していて、50台程度入るような形になります。上の部分も、30台ぐらいだったですかね、入るものですから、詰め込めば合計で100台ぐらいはいけるかなというところでございます。  最後の図面の一番左側の①と書かれていた部分に関しては、これはあくまでも、国土交通省としては、管理するに当たっての部分も考慮して整備をしていただいたというような状況になります。何かないときには駐車場として使ってくれていいですよというような、駐車場以外でもいいよというようなことで、幅広く活用してくれていいというような御指摘を、意向を伺っております。  なので、ただ、ここに入っていく道路に関しては、ちょっと非常に説明が難しいのですけれども。③のところから入るのですが、ただ、この坂路を降りてこないといけません。②番の坂路を降りてこないといけない。ここの坂路に行くには、もっと上流側に行って、下水道の浄化センターの南側のところに、サッカー場というか、野球場がある坂路があります。そこの鎖を解いて、ずっと下流側に走ってこないといけないというような部分になりますので、距離がちょっとあります。さらに、ここは堤防天端は歩行者が自由に歩けるような部分になりますので、何かあったときとか、イベントを開催するときだとか、警備員をしっかり配置をさせるのだとか、そういうようなときでないとなかなか使うことは難しいかなというふうに考えているところであります。そうしたような使い方していきたいなというふうに思っているところです。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 今話ししたこの③の坂路ありますね。この先に、上流側にここの道路から入る道あるのだよ。入れるのだよ、ここから。そのような先まで行かなくて、上流側まで行かなくて、ここを通ってすぐ左側に土手を突っ切る道路が、ここの河川敷へ入る道があるのだよ。そこを使えば、全然向こうまで行かなくても、こっちから下りられるのだよ。行ったことない。〔「今の工事のところこれ、だから、ここからここまで堤防敷に行かなければいけないから、その間は」と呼ぶ者あり〕手前に、たしか。入口あるのだよ。勘違いかしら。後で確認してください。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 今福田委員がおっしゃっていただいた②番の坂路の上流側の部分に関しては、改めて確認をさせていただきたいというふうに思います。ちょっと記憶でいくと、そこまで行かないとないような感じがしています。 ◆委員(福田正男) あそこから工事車両が入っていたのだよ。 ◎観光課長(佐藤修) そうですね。もう1つ、ちょっと難しいのかもしれませんけれども、897.4茶屋トイレのすぐ上流側に入るところがございますので、ここでいくとちょっと少し、WCと書いた横のところ、左側のところに、少し坂道になって入れるような部分がありますので、そこが活用できるかどうかというところも、活用する場合は視野に入れてもいいかなというふうには思います。  ただ、いずれにしましても、ここの上は道路、車が走る専用のところでございませんので、歩行者専用になるかと思いますので、まずは安全優先で考えつつ、どういったことがそのときできるのかというところを検討していきたいなというふうに思います。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  ほかはよろしいですか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(齊藤和人) それではここで説明者の入替えと換気のため、暫時休憩します。                                休憩 午後2時04分                                再開 午後2時09分 ○委員長(齊藤和人) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、歳出8款土木費1項1目土木総務費から3項2目河川維持改良費までを審査します。予算に関する説明書は126ページから131ページ、当初予算概要書は154ページから163ページまで、参考図面は259ページから267ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 当局から補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願します。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 158ページの下から2番目、大井川左岸旧堤線改良事業で、これは森委員がちょっと質問していますけれども、これは特種東海製紙横井工場の跡地の関係ですよね。これはその工場跡地が何か決まったからこういう整備をするということで理解してよろしいのですか。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 現段階では計画はまだ進んでいない状況ですけれども、急遽進んだ場合には工事をする必要が生じるということで予算取りをしてあります。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それは何か市として道路整備なもので、パルプの跡地利用にはちょっと違うかもしれないけれども、あそこは1万5,000坪あるのですよね。市としては何もその関連というか、これから計画はあそこを利用して何かやるというのはないのですね。あなたの担当ではないか。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 道路の整備はうちのほうで緊急避難路として今、浄化センターで止まっているものですから、それを西側に延ばすという歩道整備をやりながら、横井工場跡地の出入口とか、あとライフラインとか、そういったものも計画に従って事業者側でやっていただいて整備をしていこうと思っております。それ以外については民民の売買になるものですから、市の方では携わることはないと聞いております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 市の関連、予定はないと。市としてあそこを何かに使いたいという、それは所管が違いますか。 ○委員長(齊藤和人) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 私がお答えするのがふさわしいかどうか分かりませんけれども、市の方であそこの場所を活用するという話はないと認識しています。 ◆委員(福田正男) 断定できるのですか。 ○委員長(齊藤和人) 田中内陸フロンティア推進課長。 ◎内陸フロンティア推進課長(田中義臣) 所有者は特種東海製紙になります。ですので、民民の売買を今考えていると聞いております。市の方への買い取りの依頼があったということはございません。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。 ◆委員(福田正男) はい。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。  なければ、次に進みます。  次に、歳出8款土木費4項1目都市計画総務費から5項3目建築指導費までを審査します。予算に関する説明書は130ページから135ページまで、当初予算概要書は164ページから173ページまで、参考図面は267・268ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  大畑都市政策課長。 ◎都市政策課長(大畑和弘) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  また、重要案件である8款5項3目建築指導費、中古住宅活用促進事業が含まれておりますので、慎重に審査していただきますようお願いいたします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) ただいまお話がありました中古住宅の活用促進事業についてです。概要書は172ページにあります。令和3年度に予定されています事業費は950万円というところです。分科会の委員の皆様にはお手元に先ほども少しお話をしましたが、中古住宅の購入奨励金の過去、令和3年度、令和2年度、令和元年度の制度の変化の推移、それと予算上の措置がどのようにされているのかという内容をお渡ししてありますので、委員の皆様はそれを参考にしてください。  それで今回、重要案件として取り上げていますが、この中古住宅事業につきましては令和元年度の決算審査を昨年9月に行いましたが、その際にも重要案件として取り上げています。その時点では令和元年の実績が12件であったことの報告が記載されているということと、懸案事項として令和元年が中古住宅促進事業の3年目ということで、令和元年度をもって事業が終了するということ、そして次の補助制度について検討する必要があるということが懸案事項となっています。解決の方策としては、令和2年度中にはつなぎの補助制度を持ちつつ、令和3年度に本格的な次の事業実施に向けた準備をするということになっていますので、今回、令和3年度の事業費が950万円で出ていますけれども、そこには新たな考えが盛り込まれているということで、その内容を確認すべきと思います。  それで決算認定をした際に、そのときの委員から出た意見、様々ありましたけれども、所得制限に関する意見もありましたし、こういった制度を外部にどのように訴えてこの市内への人の呼び込みにつなげるのかということを確認した質問もありました。  それからこの事業をする一方では、市内に住んでいらっしゃる方の外部への流出をとどめるべきという意見ですとか、あとは限られた予算の中で効果的に事業を進めるためには、補助する事業費がどの程度であれば最適なのかと。例えばもっと安くても、中古住宅を買って住んでいただけるのであれば件数が多くなりますので、より成果が出るのではないのかと、こんなような意見も出たところです。  新しい年度の制度を見ますと、めり張りをつけるという意味で交付額について居住する地域によって少し差が出てきているというのが新たな事業のメニューかと思っています。中心市街地とその他の区域では補助額が違っています。そして交付の上限額も少し抑えるという中で、よりたくさんの方にその事業を使っていただこうという考えは示されてはいますけれども、事業費全体が削減されていますから、それからするとお一人当たりの金額は減りますが、件数自体はそんなに思うほど増えないのかという状況にあります。一応、調べた結果では、そんな状況にあります。  私の方から確認ですけれども、昨年は途中からコロナの支援ということもあって、大きな額が投入されています。今年度950万円ということで、昨年の当初に比べれば非常に多い額が見かけ上はありますが、昨年、令和2年のコロナの2,200万円からすると半額以下ということになっていますが、これでどの程度の事業実施件数を見込んでいるのかということをまず確認させてください。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 今、藤本委員から今回の事業概要、ポイントをお話しいただきましたので、私からは、この当該950万円の件数の内訳をお答えいたします。まず3区分にしてございますが、中心市街地活性化基本計画区域内を3世帯、それから都市計画区域内を13世帯、その他の区域のところを2世帯ということで、合計して18世帯というか、18件数というか、という形になっております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) これまでに比べると1件当たりの支給額が減っているということで、首尾よくこれが事業に結び付ければ、より少ない経費で多くの方に満足していただけるという見方もあるかと思いますけれども、これだけ減額してもやっていけるだろうと見込んだのは、過去のお話で聞くとアンケートとかも取っているということですから、そういった中からその感触をつかんだのかとも思うのですが、この金額設定の根拠的なもの、どういうお考えか教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 実際には我々のほうでも金額は、交付の対象者の方から見れば金額は高ければ高い方がいいのかとは推察をいたします。ただ、この制度自体が購入経費を実際に借入額に対して、借り入れをする方に対しての補助金という、そうした性質がございます。そうなった場合に、購入するその中古住宅の質にもよりますけれども、すごく新しいものを購入するという方はなかなか多くはございません。そうしたところから、実際には変動の金利ですとか返済期間、そうしたものを中古住宅の平均価格から利息額を求めて、そこからこの80万円というものをはじき出すような算出方法をとっております。実際には市内の中古住宅の平均価格は大体、不動産検索サイトから見ますと約1,600万円程度でございます。今、様々な借入の方式がありますので何とも言えませんけれども、仮設定ということで変動金利0.7パーセントで返済期間を30年とした場合に、174万3,000円ぐらいの利息が発生いたします。これのおおむね半分ぐらいを補助できればというところで、この中心市街地活性化基本計画内を80万円と。あとは固定資産税とか、そうしたものからその都市計画区域内、都市計画区域外の金額設定をさせていただいているところでございます。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 算出の根拠は分かりましたので、ぜひそういったことが実現して、中古住宅の販売につながっていければと思っています。  それから余談ですけれども、実は勤労者の住宅の利子補給制度というものがあって、これが廃止されたときに廃止の理由として、金利の補填をする程度のもので、それで事業の成果が上がるのかという大変厳しい指摘をいただいて事業が廃止になった経過もございます。今の算出根拠の中にはそういったものの補填ということがうたわれていますので、以前取りやめた事業との整合性等もありますので、この点について実績が出れば、また廃止された事業の復活も期待できる部分もあるのかと期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 藤本委員の御指摘の部分につきましては、借り入れをする側の金融機関が一部になるのか、それとも様々な島田市内にある金融機関がターゲットになるのかといった点で今回のこの中古住宅の奨励金と利子補給制度との違いはあろうかとは我々は認識しておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  ほかにございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 去年に比べて子育て分、改修分、移住分は廃止になっているけれども、これは何で廃止になったのですか。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 中古住宅購入奨励金をまず住宅の購入の目的でということで、ここの加算分を外させていただいたというのが大きな理由で、いたってシンプルにさせていただいたというところが1点ございます。  実際、改修分等は中古住宅を購入した後に何らかの補修なり改修というものは行うであろうということは我々も認識をしております。こういった部分については新たにアンケート調査ですとか、あとはこの後に補正案件で出てくるリフォームの補助制度などの実績等を見ながら、制度設計はまた別に考えるのも一つの手かということで我々は考えているところでございます。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 中古住宅が今ちょっとダブりぎみで、私も扱っているのがあるのですけれども、要は今、市外からの問い合わせがあって、市の助成でまず耐震性がないと中古住宅も売れないのです。昭和56年以前の中古住宅なんてとてもではないけれども、今、買わないのです。ほとんどこの耐震性とかいろいろな問題があるのです、中古住宅を買うには。中を変えなければいけないとか、水回りを変えなければいけないとなると、去年が150万円で、その前は200万円、だんだん下がってきているよね。なかなかその制度を利用しようと思って利用してもらうために我々も紹介するでしょう。そうするとだんだん下がってきて、なかなか使いづらいという面があるのです。せっかく島田市に来たいという、別の案件でわざわざ菊川から島田市へ来たいという問い合わせがあったのです。今説明してこういうのがありますと言っても、今度はこういうのがなくなってしまうと非常に説明しづらいのですよね。だから、その辺はもうちょっと考慮してもらいたいと思うのだけれども、どうかしら。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 午前中の移住の奨励金のときにも申し上げた部分と重複いたしますけれども、市の単独経費で限られた予算の中でバランスを見ながらといった住宅施策の中で、我々も根幹である住宅の購入に対する部分だけはできるだけ維持したいというところがまず1点ございました。そうした中で先ほど来、繰り返しになりますが、移住分ですとか、あと改修分、こうしたものはそういうリフォームだとか、そういった別の制度で何らか勘案できないかと、制度設計できないかというところは今、検証中でございまして、今後、そこの部分をもう少し検証しながら、次年度に向けた対応を今後考えていくといった状況にございます。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) 最後にしますけれども、もう1点、令和元年度は不動産バンクに登録ありと、対象住宅が。これは要件がなくなったのです。不動産バンク、空き家バンクというのは推奨したではないですか、三、四年前から。うちにも声がかかったけれども、登録していないけれども、これは何で要件を外してしまったわけですか。だって、推奨しているのでしょう、市は、空き家バンクを。不動産バンクを勧めているのに、その対象住宅から外すということはおかしくないですか。
    ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 実際にはなかなかこの不動産バンク自体が、登録をするとそこから不動産屋からお金をいただいたりですとか、少額と言えば少額だったのですが、そうした弊害とかで若干伸びない部分がございました。現在、我々の方で委員からも以前、当委員会で御質問いただいた空き家の実態調査は、中心市街地からだんだん外部へ広げて進めております。そうした中で実は何をやっているかといいますと、その実態調査で空き家と出てきたものについては、その方々が実際にそういった中古住宅で活用してもいいとか、賃貸住宅でもいいと、そういうアンケートを実際には取っております。そうした方についてはこうした不動産バンクへ乗っていくような、そうした作業を進めて、それからでないと、何か推奨したはいいのですけれども、実態が伴わないようなものであっては余りにも意味がないので、そこのところは我々で、まずは行政で実態調査して、アンケート調査をして、それから不動産業者の皆さんと連携しながら、この不動産バンクへ載せる件数を増やして実際には動かしていきたいという、そうしたことで今回は要件から外させていただいたところでございます。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) その空き家の現状調査を以前大分前に提案したのだけれども、その辺は今回、関係ないのだけれども、その辺も十分進めてもらって、空き家はどんどん増えいくもので、特定空き家なんていうのがあるけれども、その辺も進めてください。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) はい。ありがとうございます。委員御指摘のとおりで、中古住宅と空き家は表裏一体のものでございます。空き家の発生抑制というところもこの奨励金の中の目的の一つでございますので、その両方を両輪として事業を進めていきたいと考えております。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。  では、重要案件以外の事業について何かございますか。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 8款4項6目緑化事業推進費の中で帯桜の里づくりの推進事業を少しお伺いしたいと思います。概要書の168ページです。これは過去のものを調べましたら平成28年からこの事業に取りかかっているようですけれども、それをいろいろとここで審査する中で、なかなか帯桜の苗木が思うように育たないということで、毎年100本ずつ植えているようですが、次の年になると20本ぐらいなってしまって、その次の年になると半分くらいになってしまってということで、苗木の成長が伸び悩んでいるように報告がありました。今の状況について少し教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 平成28年から以前は、それ以前も平成24年からまちづくり島田がこの帯桜については枝分けをしていたものですから、その後、平成28年度からうちの予算を付けまして随契で委託していたわけですけれども、まちづくり島田にも専門家がいたのですけれども、なかなか増えないということで、前年度につきましては専門家の造園屋に頼んで、今、枝分けをしている状況です。それでもなかなか難しいところはあるのですけれども、今の状況で1年目の令和元年に枝分けした帯桜が今、33本ありまして、それ以前のものも含めますと、全部で73本あります。あとそれ以外にまちづくり島田さんがやったときの地植えの木が5本あるものですから、それから最近、KADODE OOIGAWAに4本植樹したものですから、今ある帯桜の木の本数は74本確保してあります。ただ、全体的にまだそんなに大きくなっていない木が多いものですから、1メートル強ぐらいの木なものですから、なかなか実際にはほかのところの植樹を、例えば牧之原公園とかしたこともあるのですけれども、生育しなかったということもあるものですから、もうちょっと生育させて公園とかに植えていきたいという感じでいます。今そのまま使えるのは地植えの5本はありますので、何かありましたら、その5本は植えることが可能だという状況です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) この事業を始めるときに10年、20年先のことを見据えて事業展開をということですが、ここまで5年やっていただいた中で、今、73本プラス5本ということであります。そうしますと、1本当たり多分5年間で500万円ぐらいかけているものですから、1本五、六万円なのです。聞きましたら普通のですと1,000円くらいではないかということです。河原町の桜並木は500本あるように聞いていますので、そうしますと、まださらにさらに長くかかるという中で、その下に緑の基本計画とかまたここからつくられるようですけれども、こういった事業投資も含めてイメージ的には帯桜の里づくりというのは理解はしますけれども、投資対効果という中でどうあるべきかということは、そろそろ検証の時期に入っていただきたいということをお願いいたします。  令和3年度については昨年のが33本ということですので、少し期待を込めまして理解は示したいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) そのとおり費用がかかり過ぎているというのは自覚しております。効率良い運営を今後はしていきたいと考えております。 ○委員長(齊藤和人) ほかはございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男) 思い出させてくれて、その下の緑の基本計画作成事業、これは何をやるのか、ちょっと教えてくれますか。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 緑の基本計画は平成12年に旧島田市で策定しておりまして、策定後20年経過しているものですから、その後、金谷町、川根町との合併もあったということで、新しい計画をつくろうとしています。  内容につきましては、緑地の保全及び緑化の目標、農地の保全及び緑化の推進のための施策に関する事項、都市公園の整備及び管理の方針、そのほか緑地の保全及び緑化の推進に関する事項等を定めていきたいという計画であります。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) これは全部委託料ですよね、700万円は。どこへ頼むのですか。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 業務については委託に出して、一緒に計画を進めようと思っています。その委託の業者につきましては、コンサルタント業務の業者です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) もう決まっているのですね。 ○委員長(齊藤和人) 菅沼建設課長。 ◎建設課長(菅沼克章) 入札で決めるつもりでいます。 ◆委員(福田正男) はい、分かりました。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。 ◆委員(福田正男) はい。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。  ないようでしたら、次に進めさせていただきます。  次に歳出9款消防費1項1目常備消防費から1項4目防災費までを審査します。予算に関する説明書は134ページから137ページ、当初予算概要書は172ページから179ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。また、9款1項4目防災費に、昨年の9月の定例会において提言を行った自主防災組織育成事業と今回、重要案件とした防水対策事業が含まれておりますので、慎重に審査いただきますようお願いいたします。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 今回、重要案件である防水対策事業として、法律の対象となる大井川、湯日川の洪水浸水想定区域図も重要であるが、島田市民にとっては生活と隣り合わせの中小河川洪水浸水想定区域図がより重要と言える。栃山川、木屋川、東光寺谷川は大雨のたびに危険である。何百件もの床上浸水になる可能性があり、県にも毎年陳情に行っている現状である。その整備はやっと島田市岸町に入ったばかりである。大津谷川、大代川、伊太谷川、尾川、清水川、新堀川のハザードマップを詳しく分かりやすく取り入れていただきたい。県が現在作成中とのことであるが、島田市においては洪水浸水想定区域図を記載した独自のハザードマップと、それに加えて島田市の土砂災害の発生が予想される危険な箇所を示した島田市独自のハザードマップは、喫緊に必要である。令和3年度中の更新で4年度、全戸配布とのことであるが、一日も早い整備を願う。  以上。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 今、委員から御指摘があった部分です。おっしゃるとおりで、大井川、湯日川の浸水区域図だけでは要は市民にとってハザードマップにはならないというのですか、要は住民が確実に避難行動をとるための目的でつくるものですので、いわゆる中小河川のことも記載されていなければならないと、そこについては同感でございます。  今まで委員会とか議会の答弁でも言ってきましたが、県で管理している栃山川、伊太谷川、東光寺谷川、尾川、清水川、新堀川のいわゆる浸水図ができているのもありますし、もうすぐ終わるというものが、ちょうど出そろうという時期を見て、令和3年度に市のハザードマップを更新すると、そういったタイミングでございます。  委員からありましたが、土砂災害のこともあわせて新しいハザードマップには記載をしていきたいと考えております。  あと、一日も早くということです。一日も早く更新して市内の全戸に配布をしていきたいとは考えておりますが、まずはその業務委託をしてというそこの手続から始まりますので、今の時点でこれぐらい早くとかということは、ちょっと申し上げにくい状況にあります。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) なぜ喫緊と言うかというと、近頃豪雨、いつ来るか分からない。大雨が一遍に降るとかきついので、私はいつも栃山川とか何か大雨が降ると夜中でも見るのです、あそこは絶対危険なところなので。そうすると、普通、流れていればスムーズにいくのだけれども、丸太や木が橋のところへなったらもうオーバーするのは間違いないもので、木の太いのが横に来たらごみがいっぱいつく。そうなると危険だから喫緊にというのだけれども、一応その辺も配慮して、どこの川がどうなると危険だというのが地域へ行けば教えてくれるから、それをやりながらハザードマップをつくってもらえば完璧なハザードマップができると思いますので、いろいろ調べて、お願いします。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 作成に当たっては、例えば自主防災の役員の方とかにもちょっと御意見をいただいたりしてつくっていくようなつもりでおります。  今、委員がおっしゃるとおり、住んでいらっしゃる皆さんが要は自分の家の周りがどういうリスクがあるか。ハザードがあるかということを把握していてもらうことが一番大事で、マップができたから安全になるわけでは全くありませんので、この辺はあわせて配布と同時に啓発もしていきたいと思っています。 ○委員長(齊藤和人) 皆さんほかによろしいですか。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) すみません。確認だけ。今の話ですと、令和3年度中にハザードマップが完成するのですね。その上でごめんなさい、僕は認識不足かもしれないけれども、1000年に一度という感覚と100年に一度というハザードマップがあって、大井川は1000年に一度で、中小河川は100年に一度。今回つくるのはどのレベルのものでつくるのですか。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 現在既に配布済みのハザードマップは今おっしゃったとおり大井川が100年に一度でほかの河川は50年に一度だったり、また違うのもあります。そういう確率でできているものを組み合わせたものが配布されています。  今回は、それこそ資料請求のあった中身の話でしていいのですか。ここの資料の1ページの2番目に方針案というものをちょっと書かせてもらいました。これはあくまで今時点の方針ということでお聞きいただきたいのですが、まず、いわゆる1000年に一度と呼ばれている想定し得る最大規模の浸水深を載なければならないというのは、これはもう水防法で決まっていますので、これは抜きにはできないので、載せざるを得ないというのですか、補助金をもらう関係もありますので載せます。ただ、それだけだと要は先ほど言った目的からして、そんなに1000年に一度の浸水深だけが出たところで、住民避難には直接的には結びつかないと感じていますので、1000年に一度は1000年に一度で載せなればならないもので載せますが、そうでない、いわゆる100年に一度とかという計画規模の図をちょっと今、例えば半々の大きさにやるとか、どっちかが3分の2で、どっちかが3分の1とか、その辺のちょっと細かいことはこれから考えますが、より現実的でより住民の避難に結び付くいわゆる計画規模の100年に一度の確率みたいな、そういったものも載せていきたいと考えています。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  ほかはよろしいですか。ありますか。  平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 9款で消防費1項で消火栓整備事業の174ページです。消火栓新設と書いてありますが、どれくらい新設するのですか。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 今回の予算の中では新設が全部で10件、修繕を8カ所予定しております。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 修繕というのはどういうことですか。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 文字通り修繕なので、今あるものが、例えば蓋が故障しているとかということとか、あとは基本的には水道管の布設替えのときに消火栓を触りますので、そのときにもう古くてというときには、修繕で済むものは修繕をするということになります。新たに完全に新しいものに取り替えなければならないというのは、いわゆる新設という形になる場合もあります。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 修繕の前に使えないということはないでしょう。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 消火栓についてはいわゆる常備消防、消防署で定期的にずっと点検をしていますので、それで点検した際に調子が悪いというのを発見した場合は、すぐそこで修繕に入るとかということになります。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 消火栓と消火栓の間のどれくらい離れているということの決まり事がありますね。どれくらいですか。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 消火栓が何百メートルとかというのはちょっとすみません、はっきり記憶がございません。消防の水利に関する基準というのがあって、消火栓もそうですし、防火水槽もそうですし、もっと言えば自然水利も含めて市街地だと、ごめんなさい、数字が曖昧ですが、140メートルか150メートルくらいの距離の中に必ず一つ欲しいというのが基準にあります。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) それはない。というのは、消火栓というのは今、川に水がないではないですか。バケツリレーなんてあんなのをやっているけれども、川に水がないところが多くある。それで流れているところは、地震で火事になってバケツリレーというけれども、入ってこうやってすくえるようなところではないわけです。それで川に水が少ない。それで今、家がたくさんできてきたところとか、いろいろ事情が変わって道が大型車両がばんばん通るところ、近くに1個あるけれども、1個はその道を越えてうんと家もよけていかなければできないところとか、たくさんあるわけです。一時も早く水をかけたいわけではないですか。それで消火栓を張っていって、車で踏まれて、それで遠くへ行くとか、非常に混雑しているところですよ。昔の消火栓のつくり方でいまだに置いてあるところがある。今、新設と言ったけれども、そういうところをちょっと調べてもらいたい。家ができて、ここの家をそのまま昔なら消火栓まで行ったのが、今は遠回りで回っていく。厳しい道を通って消火栓へ遠くへつなげるというのがあるけれども、今、水をかけるのは一番、何を使ってやるのか、もし火事になった場合は。川の水か消火栓か、どういうのを今もし、どれを使うわけ。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) その現場に一番近い水利を使うというのが当然原則になりますので、それが消火栓だったら消火栓になるでしょうし、防火水槽だったら防火水槽にもなるでしょうし、今委員がおっしゃったように川に水があるような自然水利ならそこも使うでしょうしということで、現場現場、臨機応変にやることになると思います。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員。 ◆委員(平松吉祝) 分かりました。消防車が何台も来て、水出すところを遠くへ行ったりなかったらどうしょうもないではないですか。だから俺が言いたいのは、ちょっとうちの今度やるところとか、調査してもらえますか、そういうのは。万が一というときに……(「ここじゃないもので」と呼ぶ者あり)ああ、そうですか。それなら終わり。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 令和元年の決算審査のときに、自主防災組織の育成について提言があったかと思います。それで先日、令和3年度の方針を説明いただく中では、自主防災組織の補助金について予算を超えた額が申請を受けるのだけれども、いざ決定すると、申請をまたそこでちょっとちゅうちょするということで、満額の執行ができないと。このことについては交付の段階から密接に連携をとっていくということで、自主防災の組織にしっかりとその真意が行くようにするということで回答をいただいているのですが、今回、ほぼ予算額は同額ですけれども、同じ予算の中でどれだけ効率を高めるための新年度の工夫をとられるかということを一点、確認させてください。 ○委員長(齊藤和人) 天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 予算の時に部長から説明があったこととまた重複します。申請段階で申請内容がまだふわっとしているところの自主防災組織も確かにあります。そういった中でしっかり聞き取りをして、これはもう絶対うちの自主防災組織としてはやりたいとか、ここはちょっとまだ分からないけれどもとか、いろいろその辺の優先順位というのですか、自主防災組織における優先順位みたいなことを確認しながら、全体の申請額を見ながら、途中途中でどうも予算はちょっと余裕が出てきそうなもので、これもやれるとかいうようなことをアドバイスしながら、なるべく自主防災組織が計画している事業が可能な限り全部できるような、そんな形に常に連携するという、そういう形でやっていきたいと思っています。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 先日の決算のときにお話しした内容が反映されて、よりよい予算執行になっていただけるよう期待しておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) ほかはございますか。よろしいですか。  ないようでしたら、次に移ります。  歳出11款災害復旧費1項1目農林業施設災害復旧費及び2項1目公共土木施設災害復旧費を審査します。予算に関する説明書は148・149ページ、当初予算概要書は206ページ、207ページです。  当局から補足説明があればお願いします。
     平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(齊藤和人) ないようでしたら、ここで説明者の入れ替えと換気のため、暫時休憩をします。                                休憩 午後2時57分                                再開 午後3時02分 ○委員長(齊藤和人) 休憩前に引き続き会議を再開します。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 先ほど平松委員からありました消火栓等の消防水利の基準で何メートル以内に設置をしなければならないかということで、すみません。誤りがありましたので、訂正いたします。島田市で言いますと、いわゆる市街地の部分では120メートル、それからそれ以外のところが140メートル、最低でもそこの中に水利は必要ということになります。訂正をいたします。  なお、新しく宅造とかがありまして住宅なんかができる際に、土地利用の申請等がございます。その際にいわゆる行政指導という形で、もしそこの新しくできた住宅から120メートルとか140メートル消火栓とか水利がない場合は、そういうものを新設していただくように協力をお願いしております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) それでは、歳入の審査に入ります。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 歳出で聞き忘れたことがあるのですが、いいですか、1点。 ○委員長(齊藤和人) はい、どうぞ。 ◆委員(山本孝夫) KADODE OOIGAWAを開発するときに、たしかレンタサイクルの話がありました。あれはまだお目見えしていないようなのですが、あの計画はどうなったのでしょうか。この今回の予算にも入っていないとは思いますけれども、その経過について、あるいは計画中止、いろいろなことがあると思います。ちょっと確認だけすみません、お願いします。 ○委員長(齊藤和人) 佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) もともとはやはりKADODE OOIGAWA、主におおいなびになります。整備するに当たって流域の観光というようなところを中心にやらせていただく中で、やはりレンタサイクルというようなことも視野に入れさせていただいております。現状まだそこまで手が回らないというような状況になっております。もう少し時間を頂きまして、ハードの部分の自転車の確保も必要になってまいります。運営するに当たっての手間等のことも考慮しながら、次年度以降、検討させていただくというか、そういうことを視野に入れているというようなことになります。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  では、歳入の審査に入ります。  歳入13款分担金及び負担金1項1目農林業費分担金及び2項3目土木費分担金までを審査します。予算に関する説明書は44ページ、45ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  平松農林整備課長。 ◎農林整備課長(平松雄之) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですか。  ないようでしたら、14款使用料及び手数料1項3目2節清掃使用料中、伊太住宅団地第1汚水処理場使用料から2項4目土木手数料までを審査します。予算に関する説明書は46ページから51ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  清水下水道課長。 ◎下水道課長(清水保) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さんから質疑等がありましたらお願いします。よろしいですか。  ないようでしたら、次に歳入15款国庫支出金2項3目2節清掃費補助金から3項4目消防費委託金までを審査します。予算に関する説明書は54ページから57ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  清水下水道課長。 ◎下水道課長(清水保) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですか。  ないようでしたら、次に16款県支出金1項3目消防費県負担金から3項5目1節権限移譲事務交付金中、都市低炭素化促進法事務交付金までを審査します。予算に関する説明書は58ページから67ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですね。  ないようでしたら、次に歳入17款財産収入1項1目1節土地貸付収入中、行政財産土地貸付収入から1項2目1節利子及び配当金中、木でつくる未来基金利子までを審査します。予算に関する説明書は66ページから69ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですね。  ないようでしたら、次に歳入18款寄附金1項3目商工費寄附金から19款繰入金廃目ふるさと創生基金繰入金までを審査します。予算に関する説明書は68ページから71ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  佐藤観光課長。 ◎観光課長(佐藤修) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  ないようでしたら、次に21款諸収入4項4目農林業受託事業収入から22款市債1項5目消防費までを審査します。予算に関する説明書は72ページから81ページまでです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 補足説明は特にありません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。よろしいですか。  それでは、議案第13号全体を通して何かありましたらお願いします。  ないようでしたら、当分科会でのまとめをします。  採決は特別委員会の全体会で行うことになりますので、ここでは各委員からの議案第13号に対する意見を述べていただきたいと思います。  それでは、当分科会の重点審査項目として挙げた点について委員の皆様のお考えをお伺いします。  まず、9月定例会において提言を行いました自主防災組織育成事業について意見をお伺いします。  藤本委員からお願いします。 ◆委員(藤本善男) 先ほど質疑をさせていただきました。予算は同額でございます。その中でどれだけの効率性を高めるかということを確認させていただいて、事前の確認を十分に行うということでございます。ぜひ自主防災組織の方との連絡を密にしていただいて、有効な事業執行をしていただけたらと思います。大きな対策ではありませんけれども、実態に即した内容ということで理解させていただきます。 ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございます。  大関委員、お願いします。 ◆委員(大関衣世) 自主防、一番最前線の防災の組織であると思っています。スムーズな運営ができるようなことで予算をつけていただいたと確信をしております。理解しましたので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ○委員長(齊藤和人) はい。  山本委員、お願いします。 ◆委員(山本孝夫) 地域の自主防災組織の方というのは、結構、年々変わったりします。その関係で行き違いがないように処理をしていただいて、お話を聞いていただいて、予算がうまく執行できるように工夫していただければと思います。よろしいかと思います。 ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございます。  福田委員、お願いします。 ◆委員(福田正男) 自主防災組織は一番身近に接しているところですので、ぜひその辺も十分配慮して進めていただければと。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  平松委員、お願いします。 ◆委員(平松吉祝) 自主防、非常に大切な問題だと思います。自治会ともいろいろ相談しながら、予算どおり執行してください。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございます。  では、続きまして森林環境整備促進事業について、今度は大関委員からお願いします。 ◆委員(大関衣世) 大変複雑な問題も絡む、あるいは専門的な知識がたくさん要るような事業の執行の内容だということを理解しました。たくさんお金が入ってくるということを有効に使っていただきたいということで承知いたしました。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  山本委員、お願いします。 ◆委員(山本孝夫) いろいろ私も意見を言わせていただきました。これはずっと続く問題なので、担当の農林の関係の方々もいろいろアンテナを高くしていろいろな情報をもらって、いろいろな情報が入ってくると思います。知恵を働かせて、うまい活用の方法をやっていっていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  福田委員、お願いします。 ◆委員(福田正男) さんざん言いたいことを言いましたけれども、間伐の補助金をまずやめてもらいたい。それから人材を育成してもらいたい。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  平松委員、お願いします。 ◆委員(平松吉祝) 非常に難しい問題ですが、森林、大きな事業ですが、もちろん市民にも協力いただき、いろいろ島田の事業も木を使ってもらい、竹もいろいろ倒れているのを多く見ます。その辺も十分、近隣の危険がないように、この予算をうまく使っていってもらいたいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  藤本委員,お願いします。 ◆委員(藤本善男) 始まって時もたっていませんので、事業内容についてはまさかの部分もあると思いますが、私は当局側が取りあえずやるということに対して理解を示し、まずは事業を進めていただいた中で事業の方向性を見定めていただけたらと思います。  それでこちらからお願いしたいことが1点ありまして、この事業は森林環境譲与税を使う事業ということになりますけれども、事業を予算化するときに、直接その財源として譲与税を引き充てることができないということで、一旦、譲与税を入れて、差し引きをして、残りを基金に積み立てるという大変複雑なお金の流れがございます。次の期からは新たな議員も議会として加わるということもありますので、譲与税の事業自体の理解も必要ですが、予算立ての中でどういうふうにお金が流れていくのかということを整理したものをお示しいただかないと、事業評価をするのに少し手間取ってしまいますので、その点、当局の御配慮を今後の中で頂けたら大変ありがたく思います。  以上です。
    ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございます。  それでは、次にサテライトオフィス等進出事業補助金について、山本委員からお願いします。 ◆委員(山本孝夫) まずはいろいろやってください。それでいいです。ただ、先ほど言ったように、それが成功して、よその市町にせっかく島田市がサポートしてやった事業で、よそにお金が流れてしまうのは悔しいという個人的な気持ちがあります。その辺のことを工夫しながらやっていただきたい。これが成功すれば、いろいろ学ぶこともあると思うので、まずはやってみて、我々がまたその評価をしてそれにつなげていけばいいかと思っています。 ○委員長(齊藤和人) はい。  福田委員、お願いします。 ◆委員(福田正男) サテライト事業はほかの自治体ももうやっていることですので、追いつき、追い越せで頑張ってください。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員、お願いします。 ◆委員(平松吉祝) 当局もこの事業、大変だと思いますが、協力しながら、一生懸命頑張ってください。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員、お願いします。 ◆委員(藤本善男) 自分も基本的には理解を示したいと思います。その上で、今回の事業予算は一つの事業者に行くかもしれないということで、そこら辺のバランスについては今後の中でぜひ御検討いただいて、広く浅くでも成果が出るようでしたら、なるべく多くの事業者に来ていただけるように願います。 ○委員長(齊藤和人) はい。  大関委員、お願いします。 ◆委員(大関衣世) 新たな可能性を見出せる事業ではないかと思います。期待をしております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(齊藤和人) はい。  それでは、次の蓬莱橋周辺整備事業及川越街道賑わい創出事業について、福田委員からお願いします。 ◆委員(福田正男) 両方ともいろいろ言いたいことを言わせてもらいましたけれども、とにかく目指すべきところを、何を目指したいのか、それをはっきり明確にして事業を進めてもらいたいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員、お願いします。 ◆委員(平松吉祝) 両方とも島田市にとってなくてはならない事業です。蓬莱橋、川越街道、日本中から来られるような宣伝をし、事業を行ってもらいたいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  藤本委員、お願いします。 ◆委員(藤本善男) 川越街道については、私は特段申し上げることはございません。蓬莱橋の周辺整備事業については幾つかお話ししましたけれども、私にしてみると1ヘクタール以上の土地は広範な土地でありまして、維持管理をして、いかにきれいに保つかというところにぜひ力点を置いていただいて、管理が容易となるような事業実施を期待したいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  大関委員、お願いします。 ◆委員(大関衣世) 重点事業ということで、これも期待をしております。川越街道につきましては、私は地元であります。街道沿いに実際にまだお住まいになっている方も何軒かあるという中で、地域の道も考えていただくという計画も皆さん大変喜んでおります。全く新しい、よく分からない、知らない業者が中に入ってきて様変わりしてしまうような形というよりも、今あるポテンシャルを生かして、少しみんなが長く滞在していただけるような施設になっていくという御理解・御説明をよくしていただいて、地元の皆さんも歓迎、そして来ていただいている皆さんもいいところだと言っていただけるようなまちづくりになっていけばいいと思います。それが一番大事なことだと思いますので、ぜひぜひこれからも地元の住んでいる方、自治会の皆さんとよくお話をしていただいて進めていっていただきたいと思います。よろしくお願いたします。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員、お願いします。 ◆委員(山本孝夫) 蓬莱橋については僕らは見慣れているのだけれども、よその地域から来ると本当にいいと。この前、よそから来た人が、思ったより897.4茶屋もきれいでいいねと言われました。さらに下の公園等が整備されれば、このコロナ禍が一段落したときには、十分売りになるスポットだと思います。ですから、897.4茶屋で売るものもまた工夫していただきながら、あそこでたくさんお金を落としてもらうように、お客さんがたくさん来るような、そんな工夫もしていただいて進めていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございました。  それでは、次に中古住宅活用促進事業について、平松委員からお願いします。 ◆委員(平松吉祝) 中古住宅活用というのは非常に難しいと思います。売る方は高く、買う方は安く、古い家だとお金がかかるとか、非常に難しいと思いますが、頑張ってやるようによろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい。  藤本委員、お願いします。 ◆委員(藤本善男) 令和3年から制度の見直しが幾つかされております。その事業成果についてはしっかりと検証していただいて、それをそのまま続けるのではなく、その事業を利用される方にとって最適で、かつ行政としても成果が得やすい、そういった制度設計を不断の努力で進めていただければと思います。 ○委員長(齊藤和人) 大関委員,お願いします。 ◆委員(大関衣世) 直接という目的もそうですが、もう一方、防犯という面からに関しましても、中古住宅に関してはなくなっていくというか、そこに住まわれる方がいるということが大事なことかと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員、お願いします。 ◆委員(山本孝夫) 少し前に移住先のナンバーワンが静岡県だという話がありました。こんなことも含めてうまく利用していただいて、中古住宅がなくなりつつ、移住してくる人が多くなればいいとは思います。期待していますので、頑張ってください。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員、お願いします。 ◆委員(福田正男) 新築も中古住宅も事業が縮小したことには納得いかない。でも、予算を認めないわけにいきませんから、認めます。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございます。  水防対策事業について、藤本委員からお願いします。 ◆委員(藤本善男) 今後新たにハザードマップが作成されるということですが、そのものと合わせてで100年及び1000年ということで、実情に合わせたマップを御用意いただけるということであります。日常的にそれを見れば安心だと思えるような対策を、ぜひ引き続き進めていただければと思います。 ○委員長(齊藤和人) はい。  大関委員、お願いします。 ◆委員(大関衣世) 一般質問の最後にも申し上げましたけれども、ぜひせっかくつくっていただくマップでありますので、一人でも多くの市民の方に身近に感じていただくような、また目に触れる機会が多いような工夫をしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員、お願いします。 ◆委員(山本孝夫) マップができるということで、僕らも地域に行けばいろいろな地元の方とお話しする場合があります。一つの題材として、この地域ではこうですということをはっきりうたうことができるようになるので、確実に令和3年度に完成をしていただきたいと考えています。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員、お願いします。 ◆委員(福田正男) ハザードマップを作成するのは大変いいことなのですけれども、それを知らない市民がいると。ぜひ全戸に徹底して、自分のところはこういうふうに危ないというところを周知徹底してもらいたい。それが安心安全のまちづくりにつながりますので、ぜひよろしく御配慮のほど、お願いします。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員、お願いします。 ◆委員(平松吉祝) ハザードマップのことを見ましたが、本当に今、皆さんが言われたように分かりやすく、誰が見ても、うちの近くにはこの川があるのでやばいとか、そういう地域によってはできたら説明を入れてもらえると分かりやすくありがたいかと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございました。  重要案件については以上とします。  次に、その他、全体を通して議案第13号に対するお考えを述べていただきたいと思います。  賛否の表明については、理由についても述べていただきますよう、よろしくお願いいたします。  最初に、今度は大関委員からお願いいたします。 ◆委員(大関衣世) おおむね了解をさせていただきました。ただ、お話を伺う中で少し気になったのは、金額の大小によらず、減じられている部分がコロナ禍であるとか、あるいは無駄を省いていくというのは当然のことでありますけれども、ここの予算だけではなくて全体に言えることなのかと感じますが、これを省かれてしまったことでとても難儀をしてしまうとか、本当に不便になってしまうというようなことがないようにといいますか、もしやむを得ず前はあったけれども、今年はつかないというようなことがあったとしても、しっかりと皆さんに御説明をしていただきながら、また納得をしていただきながら、減じることについての御理解を頂いて、全体のバランスで考えましたというようなことができればいいと思っていますし、それをお願いしたいと思います。また皆さんに御理解頂くのも当局の皆さんの采配と力量ではないかと期待をしております。よろしくお願いいたします。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員、お願いします。 ◆委員(山本孝夫) 予算についての話ですよね。個人的に言えば、僕はもっと観光ですとか林業、農業もそうなのですが、もっともっとてこ入れをして地域産業を盛んにしないと、将来的な投資があっていいのかと。一般質問でも僕は聞いたのですけれども、確かに人口が減ってくるから、だんだん縮充の考えでということではなかなか住民が夢を持てない、元気に働けないという雰囲気になってしまうのではないかと思う。人口が少なくなっても、稼ぎは同じにできるのではないかと思います。そのためにはやはり市でいろいろなてこ入れをして、力を蓄えて前に進めてもらうようなものがもっとあった方がいいかと思います。だからといって今回の予算を否としたら、それはそれすらできなくなってしまうので、いいかと思いますが、本当はもっと力を入れてほしいという気持ちがあります。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員、お願いします。 ◆委員(福田正男) この未曽有のコロナ禍で予算執行を止めるわけにいきませんので、予算を認めたいと思います。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員、お願いします。 ◆委員(平松吉祝) この厳しいコロナ禍の中で、まあまあいいでしょう。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員、お願いします。 ◆委員(藤本善男) 一律のシーリングがかかる中での予算編成にはそれぞれ御苦労があったかと思いますが、出てきました予算を見ますと、それぞれの事業から少しずつ痛み分けをするような内容が見てとれました。そのことを否定するものではありませんけれども、今日は少し事例として出させてもらいました帯桜の里づくりですとか、中古住宅の事業費の減額、こういったものが中古住宅で減額しても成果が出るのであれば、それは減らしていってもいいだろうという道筋が立つと思いますし、帯桜については事業成果をどのように推定するかという中で事業の良し悪しを判断するようなことも、もう少しこの事業全体の中からめり張りが効いたもので出さざるを得ない時代だと思いますので、令和3年については了解いたしましたけれども、新年度の中でぜひそういった点を引き続き御検討いただければと思います。おおむね理解いたしました。 ○委員長(齊藤和人) はい、ありがとうございました。  委員の皆さんから議案第13号に対する意見がありました。出た意見については、全体会報告をさせていただきます。  次に、補正予算に移りたいと思います。  3月13日に追加された議案第38号を審査します。追加議案についての議案書と概要書を御用意ください。  歳出から審査します。歳出6款農林業費1項4目茶業振興費を審査します。予算に関する説明書は17ページ、18ページ、補正予算概要書は5ページ、6ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) この事業につきましては荒茶加工事業継続給付金ということで、先日の全員協議会で御説明させていただいたとおり、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて売上げが減少しました荒茶加工事業者の事業継続を支援するための給付金ということで、一番茶、二番茶、あるいは年間売上のいずれか30パーセント減少している場合に、最大50万円を給付するという事業で、令和4年度以降も事業を継続するということで給付をするというような事業でございます。  なお、その前に第2弾の農林業者応援給付金というのも2月補正で予算を付けていただいて執行しております。その関係につきまして口頭ではありますけれども、ここでちょっと給付状況を説明させていただきます。1件最大10万円ということで農林業者につきまして30パーセント、12月・1月で減少された方ということで受付を行い、昨日で一応締め切りをさせていただきました。件数でいきますと99件、1件10万円ということで990万円の執行の状況になっております。内訳としましては、レタスの関係の方がそのうち75件、お茶の関係が10件、ミカンが3件、あと花卉が4件、そのほか野菜とかシイタケ等の方が7件、合計99件、990万円の給付をさせていただくような状況になっております。あわせて御報告をさせていただきました。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願します。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 今回、荒茶の関係の補正が出ているのですが、受付が4月1日から月末までです。短期間であるので、これはこの方々で対象になりそうな方々への周知というのはどんなふうにするのですか。ともすると、いやいや、知らないというのではまずいので、その辺はどんなふうにされるのですか。 ○委員長(齊藤和人) 堀井農業振興課長。 ◎農業振興課長(堀井直樹) 荒茶加工事業者ということで、要は個人、自園自製、茶農協、法人等でお茶工場をやっている方々でございます。それにつきましては把握をしておりますので、直接こういう支援制度がありますということでお知らせをして、できる限り早くお知らせをしまして、とにかく準備をしていただきまして、これは当初予算ですので4月1日以降になりますけれども、すぐ申請ができるような形でお知らせ広報を直接させていただくということで考えております。 ○委員長(齊藤和人) 山本委員、よろしいですか。  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  それでは、次に歳出7款商工費1項2目商工振興費及び1項4目観光費を審査します。予算に関する説明書は17ページ、18ページです。補正予算概要書は7ページ、8ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) お手元に新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策事業の実施状況についてという資料を配付させていただきました。こちらを使いまして、現在実施しております緊急経済対策事業について御説明をさせていただきます。  まず1ページ目の1、こちらは第2弾の中小企業者等応援給付金になります。こちらは3月12日現在になりますけれども、754件の申請がありました。3月15日で締め切りをしております。3月15日1日で50件程度の申請を頂いていますので、全体で800件を少し超える程度という形になります。予算としては1億5,000万円いただいておりましたので、1,500件を見込んでいたうち約800件程度の申請であったという状況になります。業種はそちらに記載させていただきましたが、飲食が多い傾向ではあるのですが、それ以外にも建設設備とかそういったような皆さんからの申請、また小売り、卸というところからも申請が多数出ております。  減少率を今回は30パーセント以上減ということで、第1弾のときから引き下げました。そのときの割合ということで、50パーセント以上減の方が大体全体の55パーセント程度、410件、30パーセントから49パーセント減の方が344件ということで、45パーセント程度というような割合になっております。  あとまた前年売上高ということで、今回から10万円以上売上げが前年度あった方ということで、そこも引き下げを行いました。30万円以上の売上げであった方が85パーセント程度の647件、10万円から29万円の間の方が107件、約15パーセントというような形になっております。
     この予算残額につきましては、一部LINEクーポンの方に利用させていただきながら、今、執行しているというところになります。  2番目のところで第2弾のLINEクーポン補助金という形になります。第3弾を今回、補正予算の議案として提出させていただいているという状況になりますので、第2弾の現状を御説明させていただきます。  2月15日から3週間にわたって配信を行いました。ここにあります349社の店舗に応募をいただきました。利用回数につきましては第1回配信分、第2回配信分ということで、この2回が実績報告が上がってきておりまして、回数で言うと約6万5,000回、金額で言うと6,134万3,000円という形の補助額が来ています。ここに第3回、3月1日から3月14日の配信分がプラスされます。ですので、おおむね第2回のこの配信がここの補助額のところに3,300万円程度がありますが、これよりも若干多いかという状況が現在見てとれます。ですので、9,000万円は超してくるであろうということで、9,000万円から1億円の間ではないかということで、今現在補助を受け付けているという形になります。今回、友達登録者も制度を始めました2月15日時点では、市の公式アカウントで3万8,700人程度であったものが、3月14日時点では6万3,000人程度まで増加しております。  そういった意味では、島田市の人口が9万5,000人強というところから考えると、6万3,000人の友達登録者というのは、一定やはり市外の方も結構入ってきているのかというのが、こういったところからでも見てとれるということで考えております。  また、その下の資金繰り対策ということで、これは経済変動対策貸付金の利子補給金の県の制度に連動した利子補給という形になってきます。③の申請数にありますとおり、1月以降は1件の申請ということで、国の貸付制度を皆さん主に使われていて、県の制度は現在、あまり動いていないという状況になります。  2ページ目を御覧ください。2ページ目は一番上にセーフティネット等保障制度ということで、この認定を受けた後に国の保障制度を借り入れを申込むというような流れになります。ですので、国の申請が多いこともありまして、2の申請数のところ、1月から3月のところがやはりこちらは100件を平均とするぐらいの申請が上がってきているということでありますので、この年度末にかけて多くの借り入れを企業は検討されているというような状況ではあります。  続きまして雇用対策ということで、雇用維持助成金になります。これは国の雇用調整助成金を市で上増しして補助するという形になりまして、申請数については3月についても1件ということで、あまり申請としては増えてきている状況ではありません。  一応、3ページ目以降が終了した制度になるのですが、この中で4ページの一番後ろの一番下に消費回復事業支援補助金とあります。こちらが今回、補正予算で提出させていただきました事業の令和2年度に行った経過になります。こちらはイベントとかセールとか実施される場合に補助をするという制度になっておりまして、小規模が5社以上、大規模が15社以上が連携してやった事業という形になります。20件の申請がありまして、実績につきましては約1,400万円の補助をしております。大規模の方が1,100万円ということで、150万円を上限にして補助をしておりましたので、補助額についても多くなってきて、傾向としては多くの方が参加されていたマルシェ、そういったようなイベントなどが全体としては少し目立ったかというような傾向であります。  商工課からの補足説明は以上になります。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 今の資料の4ページ目に電子決済の利用促進事業で②と③の額があるのですけれども、何かこの総還元額というのはこれは何の金額ですか。何か桁数がえらい高いような気がしますけれども、ちょっと確認です。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) 申し訳ありません。間違いです。③の総還元額が千がない状態で、約5,300万円が還元額になります。申し訳ありませんでした。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 次年度の事業の無料通信アプリのクーポン事業9,000万円、これについては事業成果は確かに出ているものですから、そんなに問題ないかと思うのですけれども、これまでもいろいろ言われている中で、LINEを使わない人たちからの声をどう考えるかということはやはり引き続き1点あります。  それともう一つは、これからどれだけ回復するか分かりませんけれども、消費者がこの制度に慣れ親しんでしまって、これがないと物を買わないと。もしくは、これがあるところしか行かないと。そうなると、マクドナルドのハンバーガーが100円になったときと同じで、値上げしたということが大変心配します。回復基調に向ける中で、この事業をどうやってソフトランディングさせていくかということについては少しお考えをいただきたい時期になってくるのかと思うのですが、何かお考えがあれば教えてください。 ○委員長(齊藤和人) 中村商工課長。 ◎商工課長(中村広史) まず高齢者の皆さんへの配慮ということでお話をいただきました。この点がLINEクーポンを行う中では一番お声をいただいている分野の話かということで考えております。まず今回、第2弾を行うに当たりまして、どういったお店で使えるのかというのを窓口によく高齢の皆さんが紙はないでしょうかと取りに来られることがございます。第1弾のときにはホームページとLINEからの検索ということにしておりましたが、第2弾では窓口でその店舗の一覧を配布するということをさせていただきました。あと、その利用方法については直接窓口に来られるということもありますので、その点については丁寧に説明させていただいているというところで、今後についてもさせていただきたいと考えておりますし、DXの中ではスマホの教室を勧めていくということも考えていますので、そういった中でLINEの中でよく紙を配布してもらえないかという声をいただくこともあるのですが、別途紙を出すのではなくて、やはりLINEの中で何とか事業をやっていきたいと考えておりますので、スマートフォンの使い方とかというところをより丁寧に説明しながらやっていきたいというところでは考えております。  今回、いろいろ経済対策をさせていただいている中で、先ほどちょっと数字が違っていたのはペイペイのことも12月にさせていただきました。データを見ていますと、ペイペイの方が使われている方の年齢層が10歳から15歳ぐらい若い方が使われているような結果も出ています。そういった意味ではLINEクーポンにつきましては支払いはそれぞれ皆さん御自分でやりたい方法で支払っていただけるということで、電子に慣れていくという中では広がっていく部分としては一定の意味があるのかとは考えております。  少し部長から議場での答弁でもさせていただきましたが、市の公式LINEアカウントの構成比率を見ていますと、やはりまだ30歳未満の方の比率というものが20パーセント程度です。逆に50歳以上の方が30パーセントを超している状態です。人口比率との兼ね合いもございますけれども、40代、50代の皆さんがよりクーポンに魅力を感じていただいたということも一定反映しているのかと思っております。そういった意味では、若い方に対しても周知をしていくということが、今後いろいろな情報を届けていくという面でも必要だと思っていますので、そういったのも高齢者の皆さんだけではなくて一つの課題であるとは捉えております。  ですので、このクーポン事業をやりながら、少し市の公式アカウントの年齢構成比も見ていきたいと思っております。  また今回、LINEクーポンの事業が3回目という形になります。そこら辺の慣れてしまわないかというところについては、私どもも一つ心配をしている点ではあります。本来はこの第3弾のLINEクーポンというのは令和3年の秋がいいかということで思っておりました。ただ、今回、県の交付金を活用させていただくこともありまして、県の交付金が9月末までに事業が終わることというのが一つの条件として入っております。ですので、今回はちょっと期間が短いのですけれども、7月、8月ごろの実施を考えているという形になります。これ以上続けていくと、やはり皆さん待ってしまうというか、今回も次のLINEクーポンはいつですかという話がもう既にお店や市民の方から頂いております。ですので、3回目ぐらいがまず最初の評価する区切りの一つ目のポイントかということでは考えております。  以上です。 ◆委員(藤本善男) いいです。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  ほかはよろしいですか。  なければ、次に進みます。  次に歳出8款土木費2項2目道路維持費及び5項3目建築指導費を審査します。予算に関する説明書は17ページから20ページ、補正予算概要書は7ページ、8ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  藤本委員。 ◆委員(藤本善男) 8款2項2目の道路維持費で今回、道路環境改善事業というのが出ています。それで事業概要を見ますと、舗装の修繕工事を実施すると。枕詞では新型コロナウイルス感染症で厳しい状況下にあるという記載はあるのですけれども、内閣府で発表している地方創生臨時交付金のQ&Aを見ると、ハード事業は対象となるかという中に、新しい生活様式への対応等であれば対象だけれども、感染症への対応と関連しないインフラ整備のハード事業は対象とならないので留意されたいということがあります。もしこれがいいのだったら、新庁舎の建設でもいいのかとも受け取られかねなくて、査定はそれなりに済んでいるとは思うのですけれども、先日のマスコミで例えばキャンピングカーを買うというようなことは、何でこれはコロナ対策なのと。それはちゃんと説明はあったのですが、そういうやはり厳しい目線は議員以外にもありますので、説明責任が果たせるような事業であってほしいのですが、この点はいかがですか。 ○委員長(齊藤和人) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 今回の3次補正、もらうときに全国でどんな事業をやっているかというリスト、2,500件ぐらいあったのですけれども、見ました。そんな中で新潟県の佐渡市ほかでやはり道路の環境改善ということで、舗装の補修であったり、側溝清掃であったりやっている自治体がありました。新潟県では3市ございました。そんな中で内閣府とのやりとりで、そういう道路環境改善、経済状況で雇用が悪化している中で、そういうことでも補助がもらえるのではないかという、短期間の事業、新設とか改築は出ないのですけれども、維持補修のものであればできるということだったものですから、同じく島田市も8割ぐらい内閣府から補助金を頂ける話でありますし、来年度の当初予算、維持補修が若干、前年度対比で減っているものですから、ちょっと手を挙げてみようということで申請しました。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員。 ◆委員(藤本善男) そういう内容であれば、では、雇用情勢がどうだとか、そこの業界が今どんな状況にあるかということが具体的にお示しをいただけるような準備があってのことで事業化を進めていただいていると受け止めさせていただきますので、何かインタビュー等があったときにはしっかりとお答えいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(齊藤和人) 須藤すぐやる課長。 ◎すぐやる課長(須藤嘉久) 今、この補助をもらうに当たって、市内の建設業者には何件か電話していろいろ聞き取りをしました。そんな中で土木業界に関してはさほどコロナの影響は受けていないのですが、建築と両方やっている業者はやはり新築のお客さんが減ったとか、建築の売り上げが減ったというのは聞いておりますので、そういったことを理由に、何か言われたときは答えようと思っております。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) ほかにございますか。よろしいですか。  では、次に行きます。  次に歳出9款防災費1項4目防災費を審査します。予算に関する説明書は19ページ、20ページ、補正予算概要書は7ページ、8ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  山本委員。 ◆委員(山本孝夫) これは仮設トイレの話だったのですが、ちょっと話がまたずれてしまうかもしれないのですけれども、たしか今年度中に車のトイレが入ってくる話がありましたね。(「入った」と呼ぶ者あり)入った。あれは3月31日までに入るのですね。ふと思い出したので、違うのか、ごめんなさい。すみません。 ○委員長(齊藤和人) はい。よろしいですか。  ほかにございますか。  ないようでしたら、引き続き歳入の審査を行います。  歳入16款県支出金2項7目防災費県補助金を審査します。予算に関する説明書は13ページ、14ページです。  当局から補足説明があればお願いします。  天野危機管理課長。 ◎危機管理課長(天野裕継) 補足説明はございません。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さん、質疑等がありましたらお願いします。  それでは、議案第38号全体を通して何かありましたらお願いします。  福田委員。 ◆委員(福田正男) ちょっと聞き忘れたのだけれども、この島田市新しい生活様式住宅リフォーム支援事業というのは、いろいろ補助対象工事というのがあるではないですか。これはこれ以外に何か対象可能な工事というのはあるのですか。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 実はこのリフォームの補助金につきましては、静岡県が2次のコロナの補正予算でやった実績がございます。それを全てコピーしたつもりはございませんが、あとはやっているところの事例を見ながら工事を列記いたしました。ただ、これだけで我々はがちがちに工事はこれ以上のものは認めないという考え方は持っておりません。建築業の組合さんにもその辺は説明をさせていただいて、我々も窓口でできるだけ柔軟な対応をしていきながら、交付金の趣旨に合うようなものであれば取上げていきたいと考えております。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) その事例というのは表示できないのですか。例えば、こういう場合も出ます。こういう場合も出ますと、これ以外に事例をいっぱいあるのを、事例を出してもらいたいのだけれども。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) なかなかこういったもの、こういったものという形ということはちょっと我々は考えておりませんが、ただ、Q&A、こんなときには対象になりますかとか、こんなものは対象になりませんかという、そういう仮説の問いをつくって、それに対してこれは該当です、これはちょっと該当になりませんというものの仕分けは現在しておりまして、この予算をお認めいただいた後に、パンフレットとそのQ&Aは配布できるような体制はとっております。  以上でございます。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員。 ◆委員(福田正男) それで予算額は1,011万円ではないですか。これはもしいっぱいになったら、また補正で組むのですか。 ○委員長(齊藤和人) 秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 一応、コロナの臨時交付金を使っておりますので、予算の範囲内でということで我々は考えております。執行状況によって、この後、4次、5次があるのか、ちょっと私は承知しておりませんが、そういう中でまた庁内調査がとれれば、その反響具合によっては対応可能かとは思っております。 ◆委員(福田正男) 分かりました。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  ないようでしたら、当分科会でのまとめをします。  採決は特別委員会の全体会で行うことになりますので、ここでは各委員からの議案第38号に対する意見を述べていただきたいと思います。  賛否の表明については理由についても述べていただきますよう、よろしくお願いいたします。  最初に、山本委員からお願いします。 ◆委員(山本孝夫) 先ほども言いました、もっともっと力を入れてほしいというものはありますが、今回のこの執行は最低限の執行だと思っていますので、私は可とします。  以上です。 ○委員長(齊藤和人) 福田委員、お願いします。 ◆委員(福田正男) コロナ禍の国からの交付金は、これからもうどんどん出るのです。だからこれを契機にして、これはすぐ執行してもらって、もっといろいろなことを考えてもらいたいのです、コロナ禍対策を。コロナウィズ、アフター、ウィズではないけれども、もうコロナとともに生活をしていかなければいけない。ぜひ早い執行をお願いします。 ○委員長(齊藤和人) 平松委員、お願いします。 ◆委員(平松吉祝) いろいろあるけれども、これで結構です。 ○委員長(齊藤和人) 藤本委員、お願いします。 ◆委員(藤本善男) 内容については理解できました。要望としては、より経済自体を回すというところへの資金投入をしていただきたいということをお願い申し上げます。 ○委員長(齊藤和人) 大関委員、お願いします。 ◆委員(大関衣世) おおむね理解をいたしました。 ○委員長(齊藤和人) 委員の皆さんからの議案第38号に対する意見がありました。出た意見については、全体会に報告をさせていただきます。  以上で、当分科会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。             〔「ちょっといいですか」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(齊藤和人) 山本委員。 ◆委員(山本孝夫) 我々の分科会は住宅のことだったり土地のことだったりするのですけれども、私の質問がこれは的確かどうか分かりませんが、ちょっと聞いてもらっていいですか。当局が答えられなかったら結構ですけれども、僕は財政のことでお金がどう入っているかとよく話をしますけれども、人口が減っているけれども、住宅の件数が増えているのです。特に親から子が新しい家を建てていると。そうすると、住宅がたくさんできれば固定資産税はたくさん入ってくるようになりますよね。でも、同じだったら経年劣化で価値が下がるから減っていくのですよね。減っていく要素と増えていく要素があって、今、島田市が取り組んでいる現状だと、担当部としては増えていく方向にいくのか、減っていく方向にいくのかという認識はどう見ていますか。ということです。この質問が的確かどうか分かりませんけれども、当局のイメージというか考えというか方針というか、その辺のことをちょっと聞いてみたいのですけれども、よろしいでしょうか。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですか。  秋山建築住宅課長。 ◎建設住宅課長(秋山尚弘) 適切なお答えができるかどうかちょっと分かりませんが、平成17年から今年度、令和2年までの新築された住宅の着工件数というものを、毎月出てくるものですから、これを年間にまとめまして、我々は数値を管理しております。そうした中で過去16年の平均の持ち家、貸家ですとか、あとは分譲住宅とかそういうのを除いて、本当に持ち家で建てられた平均軒数は420棟でございます。島田市内でございます。  では、どういう傾向にあるかということなのですが、若干減少傾向にはあります。一番多い年が平成25年度です。このときに515棟建っておりますが、少ない年になりますと371棟、これは平成21年度です。この数値にかなりばらつきがあります。消費増税がその間に2回、それから東日本大震災、リーマンショック等、そういうもので落ち込んでいるといったことがあろうかと、そういったものもございまして、371棟のところにつきましては前年にリーマンショックがありました。515棟はちょっと分からないかという気もするのですが、恐らく消費増税が翌年4月1日から開始されています。5パーセントから8パーセントです。駆け込み需要だろうということで考えております。今年度はコロナの影響を受けておりまして、1年換算で339棟、前年が415棟ですので、恐らく80棟ぐらいは減ってくるのではないかと予想しております。こうしたちょっとばらつきがあるので、この方向性ですとかどういった傾向があるかというのはちょっとつかみにくいというのがございますが、新築をすることによる建物の固定資産税は、当然のことながら新築住宅軽減税額が3年または長期優良住宅みたいなものであれば5年というような、そういった特例措置も設けられておりますけれども、それにしても、税金の要は収入というものはその期間、入ってくると。3年に一度の評価替えで一旦、経年劣化の部分が計算されて落ちていく。木造住宅が非常に多いものですから、当然、耐用年数が短いといった点では、落ち込み度は低いものの、やはりそれなりの落ち込み方をしていくのかといったところを考えています。
     なので、減っていくところと新たに生み出されたものがちょうどバランスがとれてきているのではないかという推測はしておりますが、それが先ほど一番初めに申し上げたとおり持ち家数がある程度、傾向がつかめないというか、上がったり下がったり、それが経済情勢ですとか消費増税ですとか、そういったものでかなり左右されていますので、なかなかちょっと明確なお答えができないので大変申しわけないのですが、今現状ではそういうところにあるということだけお答え申し上げます。 ○委員長(齊藤和人) よろしいですね。  それでは、以上で当分科会に付託されました議案審査は全て終了いたしました。  最後に、本日の分科会の分科会長報告については、分科会長及び副分科会長に一任とさせていただいてよろしいでしょうか。            〔「はい」「お願いします」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(齊藤和人) それでは、以上をもちまして、予算・決算特別委員会経済建設分科会を終了いたします。お疲れさまでした。                                閉会 午後4時05分...